先日ドールズフロントラインにて実装された大型イベント秩序乱流-CONTINUUM TURBULENCE-では、それまでの常識を覆すHG「パイソン」が実装されました。ここではこのパイソンを使った新戦術をお話しします。
なお秩序乱流に関する記事は以下の通りです。
パイソンは常設された秩序乱流でいつでも掘りに行けます。まだ持ってないぞ!という方は最低1体は入手しておいてくださいね。
-Contents-
なぜカルカノ姉+パイソンなのか
基本的な考え方
スキルの説明
パイソンは自分の陣形範囲内にいるすべての人形に、自分がうけたバフを振りまくパッシブスキル「果敢なる抱擁」を持っています。受けたバフは陣形バフ・妖精バフ・スキルバフなど全てが対象です。そのため密集陣形時に部隊全体が非常に強力になります。
そしてカルカノ姉は攻撃するたびに40%の確率で自身と同列にいる味方に対して会心率と射速を4%~12%向上させるパッシブスキル「マールスホルン」を持っています。このパッシブはパイソンにも届きますので、カルカノが攻撃した瞬間からバフガチャが始まります。
これにより7番カルカノ姉+4番パイソンの陣形を取ることで、戦闘開始後すぐに1番に対して過剰なまでのバフをかけることが可能になります。
もちろんこれだけでも強いのですが、5番や8番から同様に1番と4番にバフ&スキルを飛ばすことが出来れば更なる効果が期待できます。このF型密集陣形が今回の戦術の肝になります。
陣形の組み方
まずパイソンを4番、カルカノ姉を7番にセットし、1番にアタッカーのNTW-20を置きます。5番と8番は誰でもいいですが、今回は会心率と会心ダメージを稼ぎたいのでPPKとP×4ストームを入れてみます。
NTW-20にかかる会心率は基礎40%にオプティカルサイト48%があるので88%。P×4ストームで20%下がるので残り32%あればOK。これで会心ダメージ50%UPの恩恵が受けられます。
実際に使ってみよう
秩序乱流をクリアした指揮官ならレッドエリアに居る大きなBOSSに苦しめられたと思います。圧倒的なタフさで持って次々と敵を呼んでくるその面倒臭さは特異点のメイドを彷彿とさせましたね。
しかしカノ姉+パイソン編成なら簡単に攻略できます。実際に見てみましょう。
カルカノ+パイソン参考動画
どうでしょうか。今回利用した妖精は精確型なうえ、パイソンやP4ストームのスキルもまだ育成途中です。それでも大型ELIDを颯爽となぎ倒してくれました。火力に影響しない天賦、不完全な編成でもこの強さです。
アタッカーに入れる人形はライフルに限りません。アサルトライフルや攻撃型のサブマシンガンでも代替可能です。パイソンの輪唱効果を利用すればシールドの永続化なども出来てしまいます。
Q.この戦術の弱点は?→A.あります
一見無敵に見えるこの戦術ですが、実は大きな弱点があります。今までの説明で気づいたと思いますが、仕様上、どうしても後列147の人形配置が固定されてしまう=パイソンの陣形範囲から離れられない点です。
たとえば秩序乱流では新しい敵戦力としてロデレロが実装されました。能力自体は大したことは無いのですが、その戦闘スタイルが厄介で、前衛タンクがいても問答無用に貫通攻撃をしてきます。
実際にこの機体と戦闘をするとなると、どうしてもどこか一つの行を空ける必要が出てきます。たとえば中央にロデレロを集める場合は456から人形は避難する必要が出てきます。
せっかくバフを飛ばすために密集陣形を取ったのに、散開しては元も子もないです。これではカルカノ+パイソンで組むメリットが薄れてしまいます。こういった貫通攻撃をしてくる敵を相手にする場合は違う編成でいきましょう。
まとめ
以上がカルカノ+パイソン戦術に関するまとめです。敵を選ぶという弱点はありますが、そこさえクリアできれば爆発的な火力が期待できる戦法です。是非役立ててください。
なお今回登場したパイソンは絶賛開催中のイベント『秩序乱流』で、P×4ストームはALL30の人形製造で出てきます。カルカノ姉を用意するのが少し大変ですが、未入手の方は頑張って集めましょう。