結構真面目に解説します。長くなって申し訳ない。
張郃は強い武将ではないと言いましたが、使い道がない武将だと言った覚えはありません。なのに弱いとか使えないとか言ってるのを聞くと悲しくなります。そして同時に、弱いって評価で固まるのが我慢できません。反骨精神の塊。
とりあえず個人的になんですけど、武将を強いと弱いって2種類に評価して欲しくないです。
何と言うか、事あるごとにこれを言ってる気もするんですけど、基本的に絶対に使い道がない武将ってのは存在しません。この使い道では弱い、この使い道では強い、てのが確実にあります。
そもそもの話として、まず前提が間違ってる事が多い気がします。
星0でも良いから今までのLRを（ほぼ）全部持っていれば、LR張郃は引かなくても良いです。張郃でなくても良い、張郃の代わりに副将に使える武将が居るからです。例をあげるならLR孫堅とかLR龐徳とか、李信とかその辺です。URの星が伸びていれば、そもそもLR張郃を使わずUR武将で済ませる、て事も可能です。
でも想定の副将が居なかったり侍従位置の兼ね合いなどもあり、張郃を引いておけばいい人っても確実にいます。何故なら筆者的にLR張郃は攻撃、防御、対物、対部隊とそれぞれでオール3.5/5～4/5ぐらいの評価だからです。特化はしていないんですけど、堅実に優秀なんです。強いと優秀の違い。もう、こうなってくると手持ちの武将の問題です。つまり各々にとっての武将の評価は違ってて当たり前って事です。
だから瞬間瞬間の話をすればより適した武将が居るのですが、こいつを副将に詰め込んでおけばとりあえず形にはなるか、て編成が多いのは事実です。なので以下で張郃を使った編成をお勧めしてみます。少なくとも筆者レベルなら、弱くは見えない筈です。もし弱いと思ったら、騙されたと思って使ってみてください。ヘビー以上はちょっと想像つかないです。多分ラインハルトの副将が一番生きてくるんじゃないか、とは思います。
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大前提として考えるLR張郃って武将の強み
これはもう有利激攻を3部隊に向けて発動させられる、というこの一点に尽きます。
そもそもの話として、自部隊のみなら典韋名宝があれば全兵科への有利化は可能です。茶葉名宝も星が伸びていれば有利化できます。これはまあ、名宝の有無もあるので仕方ない部分はありますが、他にも色々と手段はあります。呂尚なんかは素で全兵科に有利ですし、呂布を侍従に据えたら有利化します。名宝が無くても有利化だけならできます。
だからこそ、自分以外の他2部隊への有利化をどう考えていくのか、てのが大事になってきます。
編成で詳しくは説明しますが、ラインハルトで全兵科有利を範囲化でばら蒔いても良いです。これがバッファーとして非常に強いです。特に最近は筆者の中でUR袁紹再評価の流れ完全に固まってるので、袁紹と並べるって使い方もありです。SSR曹操も有利化の範囲をばら蒔けます。対物破壊のみ、と割り切ってしまえばこれでも良いです。
とにかく50％の有利激攻ってのは、有利であるとき限定とは言えLR夏侯惇の10種類バフ状態の豪昇と同じです。バフの種類があるので盛りやすいか、全兵科ってバフが必要なのかの違いしかありません。言い換えると使いやすいか使い難いかの違いしかないので、弱い訳はありません。強くないだけです。万人受けしにくい、とも言えます。
それでは長くなったのですが、説明に入ります。
ライト向け_主将孫ピンの攻城戦編成
おそらく現状、全兵科有利の範囲バフを備えた主将で最も運用のハードルが低いのはこいつです。
孫ピンそのものはバッファー兼デバッファーなのですが、こいつは全兵科有利化+攻撃速度と言う、これだけでは火力不足になるバッファーです。なので陸遜や周瑜を備えた連鎖待ちの主将か、本人の早打ちに絞りデバッファーとして働く必要がありました。
そして侍従の関係上兵器陣が使用できず、物理武将が使い難いです。孫ピン本人の武力も死んでますし、要するにLR孫堅とかの武力型呉武将を事実上運用できないんです。勿論システム的には組み込めますが、生かせないので勿体ない。なのでLR郭嘉を副将2運用が無難でした。しかし郭嘉では知力部隊向けのバフとなってしまい、安定感に欠ける部分はありました。そもそも郭嘉は別部隊で使ってそうな武将ですし。
ですがLR張郃だとこの問題がクリアできます。何故なら有利激攻には物理知力の関係がないからです。純粋に与ダメを1.5倍にしてくれます。有利化+有利激攻+攻撃速度と、変則的ではあるものの物理知力を問わないバフはどのような部隊に飛んでも安定したパフォーマンスを披露してくれます。特に対物に関してもサポートしているので、孫ピンの対物破壊能力が高そうに見えて実は弱いって問題の解決策にもなります。
そして一応追記しておくのですが、だからこそ、この張郃の役割はLR陸遜で組み上げる方がより安定感や侍従の自由度があり破壊力も高いです。だからLR陸遜を持っている人であれば、あえて組む必要のない編成になります。こういう所が、張郃が不在でも問題ない、と言えてしまう部分です。しかし陸遜が不在である人は張郃を入れる価値はありますし、一応張郃には開幕道断デバフを発生させられる確率があるので完全な下位互換って訳でもないです。
また郭嘉と違い物理騎兵を侍従で持ってくる事が可能なので、孟獲で物理系の開幕バフを発生させつつ技能の南蛮を組み込む事や、華雄で物理遮断を入れて耐久力を上げる事も可能です。関興の星が伸びていれば、技能壮気の副将1効果で通常攻撃ダメージがアップするので孫ピンって武将のコンセプトにも噛み合います。UR文鴦もありかもしれません。
陸遜と張郃のどちらの方が強いのか、優れているのか、て話をしているのではありません。こういう使い方をすれば強いよ、てのがこの話の主旨です。
ミドル向け_主将ラインハルトの攻城戦編成
コラボ限定武将なのでミドル向けにしたが、おそらくラインハルトの星が伸びていれば張郃はラインハルトの副将って形が一番強い。
ラインハルトは全兵科への有利化に加えて攻撃、戦法威力、通常攻撃ダメアップを備えている。更にラインハルト名宝で攻撃速度上昇も備えている可能性が高く、ここに張郃の有利激攻と歩兵特攻不利が加われば部隊も物体も薙ぎ払える活躍が可能です。ここではラインハルトの星が0想定でこのような形にしているが、ラインハルトの凸が終わっているなら副将2は別の武将になってくると思います。ただ攻城戦で中を守る際は、UR于禁の守勢が生きてくるので意外と馬鹿には出来ませんが。
ラインハルトの侍従にはデバフ対策も兼ねて諸葛亮を入れました。諸葛亮の伏龍が3になれば直タゲも強くなりますし、直タゲを意識するなら完凸魏延とかその辺でも代用可能でしょう。とりあえずの話ならラインハルトの侍従に典韋仕込んでも良いですし。
こうなると、張郃の侍従にはUR趙雲を入れて龍胆1で雑にデバフを弾いても良いです。龍胆4は強いですが、LR趙雲を龍胆3とラインハルトを龍胆2で運用、とかも編成方法によっては選択肢に入るかもしれません。孟獲や祝融を組み込んで耐久性を上げたり、完凸曹丕を組み込む事で直タゲ性能を上げるってのもありかもしれません。
タンクって役割を意識するのであれば、UR張苞を侍従にするのも強いです。また連鎖能力を上げつつステータスを盛れるUR馬騰ってのもありでしょう。文醜を侍従に据えて呼応2を発動させ、副将2を確実に連鎖させにいく、て編成理論も面白いと思います。
これもこの編成が強いか弱いかが大事な話ではなく、こういう編成をする事で部隊運用の総合力が高くする事が出来る、てのが大事だと思ってます。
ミドル向け_主将夏侯惇の攻城戦編成
誰でも思いつきそうな気もしますが、やはりこいつは外せないでしょう。
今回は呂布による技能の全兵科有利化で運用していますが、典韋名宝があれば夏侯惇の侍従はSSR張氏を使用可能です。そうなれば直タゲ性能が上がるので、飛ばしでの運用も実用的になります。張郃は魏相性なので、夏侯惇の戦法ゲージ消失効果も15％で運用できるのも偉いですね。
そして張郃の侍従です。直タゲで運用するなら、完凸曹丕で直タゲ性能を上げましょう。攻城戦編成として運用するのであれば、今までに上げた様な孟獲、関興、華雄、顔良なんかがお勧めです。
これ系の編成についてはもう色々と固まり切ってるので今更説明は不要かなと思いますが、運用する以上はこいつのバフはLR趙雲に飛んでいく前提で考えている筈です。なので有利化の横バフがなくても有利激攻はそこそこに生きる筈です。
要するに何が言いたいのか、と言う話
LR趙雲が跋扈する環境を変えられる武将でもないですし、夏侯惇や陸遜のように環境に一石を投じられる万能感のある武将でもないです。しかし強い武将ではないですが、弱い武将ではないです。そもそも有利激攻ってバフは使い難いですが非常に強力なバフです。特に固くなった要所や都市などを飛ばしたいライトクラス～ミドルクラスであれば、UR袁紹と並べる事で特に対物破壊能力は桁違いなレベルで跳ね上がります。マジです。騙されたと思って試してみてください。
だからホントに、強くない＝弱い、の構図を捨ててください。
強い武将と弱い武将の方が数は少ないです。大体の武将って強い寄りの並みだったり、弱い寄りの並みだったりします。黒か白か、0か100かの極論で評価を下すのは間違いの元です。90点以下は赤点！ とか言い出したら夏侯惇とか陸遜クラスじゃないと使えなくなります。
なので80点でも70点でも良いので、評価は正確にしてあげてください。何度も繰り返しますが、LR張郃は強い武将ではないってだけで、弱くはないです。
最後まで読んでくれてありがとう！
