【三國志覇道】王翦の編成考察

 王翦のようなバッファー兼タンクの武将は、大きく分けて二つの編成パターンがあります。

 一つは、自分も攻撃を受けつつ味方を支援する指揮官タイプの編成。

 もう一つは、攻撃を受けない位置から味方を支援する後方支援タイプの編成。

 そしてそれなりのステータスや武将準備、運用武将を合わせた編成がなければ指揮官タイプの運用は不可能であり、後方支援タイプは問題なく使えるが星4未満の 王翦のようなバッファー兼タンクの武将は、大きく分けて二つの編成パターンがあります。

は攻撃速度のバフのみなのでこれはこれで破壊力不足がネック。

 とりあえず王翦のようなバッファー兼タンクの武将は、大きく分けて二つの編成パターンがあります。

は編成の幅が非常に広いし、編成に幅があるからこそ、使用用途って概念が確実にあります。久々に引き算の概念がある武将なので、全部出来るを目指せば全部出来なくなる武将になります。

 今回は編成考察をメインに上げますので、手持ちと相談の上で編成してください。

 

簡易版記事

 雑に強い武将ではないが、雑に使っても弱い武将ではない。

 王翦のようなバッファー兼タンクの武将は、大きく分けて二つの編成パターンがあります。

を含め、部隊ステータスを維持できるのか出来ないのかで編成理論が変化する。

 例えば張飛や夏侯惇、趙雲って武将と同時運用が可能かどうかは、自分が何をしたいのかと、どんな準備が可能なのかにかかっている。

 とりあえず言える事は、確保しておいて損はない武将だろうなって事。

 こんな感じです。

 

 

王翦の編成理論を考察

 筆者が読み違えた部分だったのですが、王翦はある程度編成を自由に組んでもかなり兵力が高くできる部分。

 というのも、最近久しく使ってなくて忘れていたのですが、UR魏延って主導を持っています。そして魏延鎧は、戦法発動時にバフの消去を行います。少量ですが攻撃と防御のバフも発生させます。

 そして魏延は主将時、出陣時戦法ゲージ増加も備えています。つまり魏延鎧を持っているのかと、UR魏延を完凸しているのか、がポイントだと思います。

 廃人だと名宝や侍従状況で、夏侯惇や張飛でバフを剥がしてから趙雲でとどめ、てのが可能です。しかし王翦は、侍従の状況や名宝状況に大きく左右される事なく、最速で敵の開幕バフを剥がしに行ける、というのはかなりのお勧めポイントです。筆者が完全に読み違えてました。

 また攻城戦として考えれば敏活5+発奮(要するに完凸UR大喬なんですけど)を獲得させることにより、自分で発動させられる15秒バフがループします。

 つまり王翦に、姜維槍(武器)、周倉帽子(防具)を装備させる事で、攻撃、知力、攻撃速度の3種バフが上昇し続ける下地を作ることが可能って事になります。こうなってくると文物や副将などでこれらの効果量を上昇させる事で、張り付きさえすればずっと俺のターンを実現できる編成ってのも可能になってきます。

 

 そして張飛、趙雲、夏侯惇についての編成理論もついでに挙げておきます。

 これはLR孫策の時なんかにも結構相談として寄せられたりしたこともあり、編成相談のコメントくれたりする人にも多い勘違いなのですが、基本的にバフは3部隊でかけあうって原則があります。

 なので張飛、趙雲、夏侯惇の3武将を主将で運用しようと想定した時点で、こいつらに組み合わせるべき相性の良い武将なんか存在しません。何故ならこいつらのバフがこいつらがお互いにかけあう事が前提なので、王翦だろうが完凸呂布だろうが、そこに張飛、趙雲、夏侯惇以外の武将という異物を混ぜてしまっている時点で既に編成の相性が悪くなってます。

 例外はラインハルト、UR袁紹、UR曹操などの4部隊バフです。

 4部隊バフであれば、張飛、趙雲、夏侯惇のバフの掛け合いを比較的邪魔する事無く、前もしくは後ろからバフをかける事で張飛、趙雲、夏侯惇の3連攻撃の威力を上げる事が可能になります。しかしこれは、張飛と夏侯惇のバフを別部隊が吸ってしまうリスクとトレードオフでもあります。

 そして敵にLR夏侯淵が居るだろうって想定も加味すれば、だからこそ編成理論が均一になりません。例えば敵の戦法発動を遅らせるゲージ削りに主眼を置いた完凸呂布と完凸黄忠入りの完凸趙雲をアタッカーの主軸としつつ、サブデバッファー兼バッファーを兼ねたLR夏侯惇なら3部隊で飛ばしまくれる可能性だってあります。試せないですけど。

 とにかく6部隊で攻めるのではなく3部隊で攻めてる人には3部隊で攻める理論があり、4部隊で攻めてる人には4部隊理論が、5部隊理論が、6部隊理論がと、基本的には各々の理論があります。

 

 だから張飛、趙雲、夏侯惇と同時運用するのも、相性の良さなんか理論によって無限にあります。

 射程1に王翦。射程1.5に張飛、趙雲、夏侯惇。射程2.5以上に袁紹ってのもありだと思います。袁紹で各種バフを補強しつつ延長し、防御性能は王翦に任せるみたいな。しかしこうなると1部隊余るので、ならこの1部隊をどこに入れるのか、でまた理屈が変わります。

 例えば余った1部隊を袁紹と同じラインに並べるとします。こうなると袁紹のバフが張飛、趙雲、夏侯惇の3部隊に確実に発生すると言えなくなるので、むしろ邪魔です。ならば王翦の横に並べるのかとなると、こうなると王翦の攻撃速度バフや攻撃無効バフが主力にしている張飛、趙雲、夏侯惇に対して効果が薄くなります(3部隊中1部隊にしか発生しない)

 なら張飛趙雲夏侯惇を主力で運用すると仮定した場合、何が一番相性がいいのかってのは武将ではなく編成理論の段階である程度決まってきます。

 

 

 以下うんちく。読み飛ばしOK。

 

 そもそも三國志覇道の編成には引き算の概念がありました。でも今は廃人が跋扈しており、実装される理論も足し算の概念ばっかりです。

 例えば、車を早くは知らせるにはどうすれば良いのか? こんな問題があるとします。

 これに対して足し算の概念での回答は、速く走れるエンジンを載せる、になります。エンジン開発する費用だったり、それに伴う車体の構造開発だったりと、とにかく人や金を用意して新技術の開発によって問題点を解決していく方針です。金は掛かりますが、確実に車は速くはなりますし、スペック自体が上がっているので今後にも生きてくるでしょう。

 引き算の概念での回答は、車体を軽くする、になります。金や人が用意できないから、あるものととことん突き詰めて、その車が持つ最大のスペックを発揮する理屈を用意する事です。金は掛かりませんが、車は速くなるかもしれません。しかし車の構造自体は進化していないので、どこかでスペックの頭打ちが発生します。

 

 まあこんな感じです。これがスマホでもPCでも何でもいいのですが、要するに全部盛りが最強って理論には全部盛りが最強っていうだけの理屈がありますし、全部盛らなくても十分って理屈には全部盛らなくても十分って理屈があります。ここを同列にして語ると編成理論が破綻するので、注意してください(例えるなら最強のエンジンを載せて車を軽くしたら、車が分解したって感じ)

 だから編成理論や編成考察は上げる事が出来るのですが、当人の最適解の編成を提示する事は基本的にできません。そして踏み込んでいえば、なるべく適解に寄せた編成が、当人にとっての使いたい編成であるかは全く別の問題です。

 例えば筆者は戦法一巡の40秒ぐらいで、所属する軍団が主戦場としているランクの主要都市の要所落とせない人はUR袁紹は無理してでも主将に入れるだとか、LR陸遜は副将ではなく主将運用する方が良いとか、副将は対物を盛る方が良いって結構提案するんですが、喜んで提案に乗ってくれる人って意外にいません。要するに使いたい編成ではないって事なんです。

 ただ部隊意識しないと部隊に勝てないし、星が伸びていない袁紹入れていたせいで対部隊相手で競り負けるってのは筆者も普通にやらかしてるし、25秒戦法が間に合わないとかで結構悔しい思いする事はあります。今更董卓、LR実装されてるのにUR夏侯惇とか、今更使う気がしない、てのはすごい分かります。

 だからまあ、突き詰めすぎず、ふんわりでも良いと思います。

 基本的に趙雲なんかが分かりやすいと思うのですが、僕の考えた最強の趙雲、が許されているのが趙雲です。要するにその人が好きに組めば、乱戦なら何やっても強い武将がすでに居る訳です。だから最近の環境なら、何でもできるを意識した編成を組むべきだと思ってます(これは対物を含むって意味です)

 

指揮官型:王翦編成

 本当は王平を完凸させ魏性を獲得している前提の編成。王翦不在なので20秒魏相性武将の李信を使っているが、王翦の侍従は右横なので注意。

 主導によって兵力を盛る事で出陣時戦法ゲージを増加させ先制戦法発動を狙いつつ、魏延の不退と鄧艾の盤石で鉄壁の布陣を敷く。先制発動は連鎖次第になるが、攻撃無効の3部隊バフに加え、廉頗の4部隊弱化無効や錬守を構えつつ、連鎖率こそ低いものの攻撃、知力、機動、対物特攻を125%増加させる鄧艾を備えておく。

 正直射程1では攻撃を受けるって部分が弱いので、呂玲綺は射程を伸ばす技能を組み込み積極的に攻撃を食らう位置に配置したい感はある。特に理由がなければ王翦の防具には魏延鎧を装備させたい。

 

後方支援型:王翦編成

 兵力増加のために歩兵陣を選択しているが、戦闘力に期待する編成ではないため陣形は何でもいい。このまま運用するのであれば攻撃が知力になるため、弓陣形改や勇往陣、兵器陣がお勧め。兵器陣は兵力が減るので相性が悪いものの、王翦に戦闘力を期待している部隊ではないため正直なんでも良い。

 まずこの編成にしておけば、自前の戦法ゲージ増加効果によって、次の戦法発動が16秒になる。つまり15秒バフがループする。バフがループするというのは基本的に黄巾討伐イベントでしか関係がないのだが、王翦に姜維槍と周倉帽子を持たせる事で火力を出せるバッファーと考えれば馬鹿にできない。

 鄧艾の強力なバフや、貂蝉の強力なデバフを、戦法発動感覚を常時16秒にすることで回転させながら、袁術の技能激昂の効果によって戦法回転が最短で14秒になる。

 そもそも14秒~16秒ごとに3回の攻撃無効が発生するだけで乱戦ではかなりの脅威であり、また戦法の回転速度が異常に速い事を最大限に生かして、LR李信、LR孫策、LR藺相如、LR廉頗などの武将を並べる事で張り付く事への脅威度は格段に上がる。

 系統としては同じだが、戦法が高回転である事をより万能向けにするとこのような形も選択肢に入る。

 曹操の連鎖次第だが、16秒ごとに戦法弱化4部隊が発生したら相手は何もできなくなる可能性だってある。また王翦の横に藺相如が居た場合、2部隊で複数へ戦法弱化をばらまきながら巻き込み攻撃へ無敵になるって感じの使い方もできるので、本丸の守りを厚くしたい時なんかにも使えると思う。

 

 

 

 最後まで読んでくれてありがとう!

 

 

この記事を書いた人 basuma

はじめまして!刺史サーバー6にてプレイ中のバスマ!と申します。編成や戦術を考えるのが好きで、プレイ中に気になったことや普段考えていることなんかを記事にできたらと思います。良かったら感想下さいね!

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2 thoughts on “【三國志覇道】王翦の編成考察

  1. リクエストに応えていただきありがとうございました。
    お礼が遅くなりすみませんでした。
    考察、拝見させていただきました。
    3部隊法則の記事を読まずのリクエスト…お恥ずかしい限りです。
    遅まきながらそちらも拝見し、勉強させていただきました。

    手持ちや名宝の関係でバスマさんからの貴重なアドバイスを活かせず…隣るもですが、自分なりに組んで試し斬りを繰り返してみたいと思います。

    当時軍チャでワイワイしながら、桃色に投稿して取り上げていただいたこともありましたよね。良き思い出です。
    いつかまた再結成するようなことがあれば、是非末席に加えてください。

    1. コメントありがとうございます!
      てかそんなにかしこまらなくても良いですよw
      ちょくちょく更新してるので、また見ていってくださいm(__)m

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