【三國志覇道】攻城戦における個人が取れる戦略について考える 入門編

 ルールの確認になりますが、攻城戦とは「フィールドの中心にある城の耐久力を時間内に特定の値にする」て勝利条件を目指して攻撃側と防衛側が戦うゲームです。

 攻めるなら耐久値を0に、守るなら耐久値を1以上にするのが勝利条件になるわけです。

 この記事では30人対30人。攻撃目標はS都市。お互いに同格であり、全休や休戦での味方への都市駐屯は行っていない。て条件で話をします。あくまでイメージです。

1. 主要都市の耐久力とはどれぐらいなのか

 駐屯が存在しない君主都市を飛ばすつもりの6部隊で攻撃した時、耐久16万の君主都市を30秒で飛ばせると仮定します。

 S主要都市の城壁値は770万。攻城戦は倍率が100%ではないのですが、ここでは仮定として200%で城壁を攻撃する、と考えます。

 つまり倍率込みで考えれば、S都市の耐久力はざっくり380万だと考えられます。当たり前ですけど状況によって攻撃側が要所を確保している数が違うので、もっと柔らかいかもしれないし、もっと硬いかもしれません。

 とりあえず380万を仮想人数である30で割るとすると、一人当りが削らなければならない耐久力はざっくり13万ぐらいかな、と想定できます。

 何となく、どれだけ少なくても良いから駐屯が居てくれないとS都市でも即行落とされそう、てイメージが浮かびます。(勿論これは駐屯部隊の事を考えていない対物マシマシの編成の話です)

 実際攻城戦を行うと、そこまで一瞬では落ちない感じがします。対物マシマシにされてないから、てのは理由の1つだと思います。ある程度駐屯が居るから、攻撃側がある程度撃破され気持ちよく城壁を殴れない、ってのも理由の1つだと思います。

 しかし何となく、もっと根本的な理由がある気がする、と思いませんか?

 この何となく、を理解するために必要な感覚が「移動時間」の概念です。順を追って説明します。

2. 移動時間について考える

 攻撃側として考えます。

 遷都 → 部隊出撃と移動 → 要所攻撃 → 移動 → 城壁攻撃

 おそらく、大多数が辿るであろう部隊出撃から城壁への張り付きの流れです。とは言えこれだけでは分かり難い気がするので、少し噛み砕きます。

 遷都(会戦 0秒) → 部隊出撃、移動(+20秒) → 要所攻撃(+30秒) → 移動(+20秒) → 城壁攻撃(+20秒~)

 戦法が発動しないと要所落とせるほどのダメージは出ないので、どんなに強い人でも要所を落とすためにどう少なく考えても20~30秒は足止めされるよ、て事になります。

 そして当然、移動時間もあります。また三國志覇道は部隊への命令変更すると一部例外を除き戦法ゲージがリセットされます。

 つまり遷都して、要所を1つ落とし、城壁に取り付き戦法を発動させる。ここまで持っていくまで誰がどうやっても絶対に90秒近くかかってる、て事になるわけです。無人の城壁を30人で気持ち良く殴れば、S都市でも120秒~150秒(2分~2分半ぐらい)あれば大体落ちてる、てイメージしたら分かりやすいかもしれません。

 移動して城壁に張り付いて、戦法を2、3回発動したらこのぐらいの時間になります。要するに攻城戦の15分って、かなりの割合を移動時間で消費していたりする訳です。

3. 軍団の1waveは3~4分である

 個人として動けば城壁にたどり着いて戦法発動するまでを考えれば90秒程度ですが、初手を防がれると2回目以降に同じ動きを同じ時間でやれるのか、と考えると難しいと思います。

 軍団として足並みを揃えて動くとすると、1wave以降は飛ばしが入っていることや、城壁や要所に駐屯が入っているので着弾を合わせる必要が出てきます。そうなると2wave以降の凸指示は早くても3分、もしかしたら4分以上かかるかもしれません。

 つまり攻城時間の15分で城壁に皆で凸れるのは、移動時間を考えれば3~4回ぐらい、てのがざっくりのイメージできると思います。勿論作戦や練度、人数によりますけど。

4. 会戦から80秒で何ができるのか

 80秒経過までに2人を確実に飛ばせると言いきれるなら、防衛が攻撃側の半分の人数だとしても飛ばしのみで初手を防ぎきれるかもしれません。

 でも邪魔が入ったりで飛ばしきれないとか、そもそも全員がその動きを出来るのか、って問題もあります。少しでも手間取れば押しきられるかもしれません。2人目の君主を飛ばしている間に、最初に飛ばされた君主が飛ばし難い場所に飛び直して城壁に向かうだけで、この想定はご破算になります。これは防衛側が要所を取り返せてないので、飛ばされた後の本丸での戦法発動は60秒程度に短縮されてるからです。

 とにかく要所を落とした攻撃側はストレートに行けば、ほぼ80秒かけて城までたどり着く訳なので、動きの速い人は80秒以内に城壁に駐屯しておき、少し遅れた後続の人が守りの薄くなった要所の取返しや飛ばしをするのが現実的かな、て話になる気もしますね。あと飛ばしって誰をどう飛ばすかも割と大事なので、適当に目に付く人を飛ばしても効果は薄いです。

 とりあえず本丸の駐屯がそれなりに厚くなれば、攻撃側が同格であれば防げます。S拠点の耐久が80万な訳ですが、30人(180部隊)が駐屯しているこの拠点を抜こうと思えば、攻撃側がどれだけの人数を用意しないといけないのか、がイメージしやすいかもしれません。タイミングを合わせないと、後続が入れ食いになってどれだけ人数を集めても意味がないのは何となく分かってもらえると思います。

 話が逸れましたが、移動時間を加味して開戦からの80秒で取れるであろう行動について整理します。

 1. 主要都市城壁への駐屯。移動のみ、40秒程度

 2. 要所の取返し。移動+戦法発動が必要、40~50秒程度

 3. 君主都市の飛ばし。駐屯を薙ぎ払って飛ばせる+戦法発動が必要、30秒程度

 繰り返しになりますが、特に同格との戦いであれば最初の80秒でどう動くかがかなり重要です。基本的に有利な状態の奇襲である1wave(開幕2分)を防げるならそのまま防衛側が勝利となる事が多いですが、気を抜けば3~4分あればS都市でも簡単にぶち抜かれる危険性を孕んでる、ってのも頭に置いた方が良い気はしますね。

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この記事を書いた人 basuma

はじめまして!刺史サーバー6にてプレイ中のバスマ!と申します。編成や戦術を考えるのが好きで、プレイ中に気になったことや普段考えていることなんかを記事にできたらと思います。良かったら感想下さいね!

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