【三国志覇道】対人戦闘を本気で考察する【駐屯武将編】【ついでに趙雲も考える】

 前回記事の続きです。

 一応、自都市駐屯は3部隊を想定しています。

 考察目的は、攻城戦時に自都市を飛ばしに来た同格の趙雲部隊の直タゲを、都市を飛ばされずに防ぐ事が出来るのか。

どんな趙雲なら防げるのかを考える

 前回記事で、一応理屈の上では研究だけでも趙雲の300倍攻撃は生き残れる、てのは伝わったかな、と思います。そしてここからは趙雲にフィニッシュされないように、都市への被ダメを抑えるように部隊を盤石にする必要があります。

 研究を伸ばすのは当然重要なのですが、ここからの考え方も大事です。

 

 最初に趙雲のレベルを想定しましょう。

 まず敵趙雲の戦法の発動速度。

 これはもう説明不要な感じではありますが、最遅で20秒となっています。

 そこから敏活5を積んでいる(羌敏活5を積んでいるも同じ意味です)状態で17.39秒

 そして現状ではほぼあり得ないのですが、実はあり得る可能性として羌敏活5+敏活5を積んでいる状態のガチの最速で15.38秒です。

 つまり、ゲージが0から貯まり始めるのでLR夏侯淵のゲージ吸収が実質効かない状態でも、最速で15.38秒で発動する状態の趙雲が存在する可能性はあり得る、て事になります。

 

 そしてここから更に直タゲ時に強力な、出撃時戦法ゲージ系の技能分の速度増加を加味する必要があります。

 まず課金陣形の勇往陣を購入している人は、趙雲部隊の攻撃力が最低でも2750~2800には乗っているだろう事を考えれば、陣形効果で攻撃力500分×0.5%上昇するため、本当に最低限で考えたとしても2.5%は戦法ゲージが増加しています。

 これは短縮分の時間に直すと0.5秒。秒数的には誤差なのですが、この0.5秒が有るのか無いのかで、実際にはクッソ変わってきます。お互いの編成やステータス状況次第ではあるんですが、この0.5秒で何度やっても抜けないか、何回やっても抜けるか、てのが変わります。

 そこに加え侍従にUR張飛、UR魏延、UR呂布、UR鄧艾、などの出撃時戦法ゲージ増加系が乗っている場合もあります。更に張飛の場合、名宝やSSR張氏などで燕人の技能が伸びている可能性があります。

 これを加味して考えると、戦法ゲージは最大で30%、最低でも10%は増加している可能性が考えられます。短縮時間に直すと10%増加は2秒短縮と同じ意味なので、最低でも2秒、最大で6秒の短縮が発生している可能性が高い、て事になります。

 他にも虎マントの装着やUR曹丕完凸+名宝やLR法正星4以上など色々ゲージ増加手段はあるのですが、そちらまで踏み込み始めると編成や課金状況も絡んでくるため今回は考えない事にします。

 

 諸々を加味して現実的なレベルで考えると、LR趙雲の初手戦法発動の時間は、直タゲであれば最速で13.5秒~18秒。直タゲではない編成能力のみで15.38秒~20秒。

 直タゲかつ、敏活などの編成能力も加味する、駐屯を薙ぎ払うマジものの最速はほぼ9.38秒。加えて言えば、条件次第でここから更に2秒程度は早くなる余地を残している。つまり虎マントや未実装の諸々を組み合わせさえすれば、敏活などで無理をする必要こそあるものの8秒で戦法を発動するそこそこのステータスの趙雲は大量発生し得る、てのが可能性としてはあり得ます。てことは、現状でも怪物クラスならやれるって事でもあります。今のところ見た事ないですけど。 

 直タゲだけであれば、おそらくこの趙雲に先制しているであろうLR張飛に敏活組が取られているから、てのがあります。なので直タゲだけであれば、燕人を備えただけの14秒~16秒の可能性が高い。

 

 今回は攻城戦の中の話ではなく飛ばしの話なのでこれで考えますが、要するに飛ばしに来た趙雲を防ごうと思えば、防衛側の武将はどれだけ遅く考えても16秒で布陣を終えて戦法発動まで持って行く必要があります。

 ステータス的な意味で比較的無理のない編成を組んだ場合、敏活4と燕人1or2を組み合わせている可能性が非常に高いので、戦法の発動速度はおそらく12.18秒or14.18秒敏活5まで頑張れる人は、11.39秒or13.39秒です。ここに勇往陣のゲージ増加分が若干上乗せされてます。

 そしてこれは、LR夏侯淵のゲージ吸収が完全に刺さったと仮定しても、動きが18秒よりも遅い武将は耐えるための武将でなければ間に合わない、て事です。

 今回のテーマである、LR趙雲に飛ばされないようにするためには、この趙雲の攻撃に耐える武将が城が飛ぶまで死んではダメ、て条件がある訳です。前置きがかなり長くなりましたが、つまり趙雲を防ごうと思えば、この12秒~16秒速度帯での攻防をどのような方向性で捌くのか、を徹底的に考える必要がある訳です。

最速型の趙雲や張飛などに守らせる

 一番簡単な解決法です。

 要するに趙雲が最速で最強なら、趙雲は趙雲でしか防げないって話。最速最強には最速最強をぶつけるしかないの理論。

 ある意味当たり前なんですけど、さっき考察した趙雲の速度が理屈の上でほぼほぼ最速なら、それと同じ理屈で組んだ防衛側の趙雲であれば、相手の趙雲に先制できる可能性があります。ただしこれは攻撃側の方がゲージが動き出すのが早い攻撃有利の理屈があるため、実際には若干の格下や編成弱者を下す感じにはなります。とにかく2秒の速度帯を踏み越えられるかどうか。

 とは言え攻城戦を行う場合、自分の趙雲はほぼ確実に攻めで使うため、現実的にはこの手段は駐屯専用編成の場合に限ってくると思われます。勿論、中の安定感を上げるって意味では、趙雲を都市駐屯に回すってのは個人的には結構アリな話ではあると思います。対物能力含め、攻撃性能が高い武将ってかなり増えてますし。

 殲滅は全部趙雲がやってくれるので、基本的に難しい理屈は不要ですし。

LR夏侯淵は自都市駐屯で必須なのか

 これは居たら強いのは間違いない、て感じです。

 必須と言えば必須ではあるんですが、ある程度格上からの直タゲは防げない、てのは常に思ってますし言っています。要するにLR夏侯淵のゲージ吸収って技能は、相手の戦法速度を2秒遅らせる事が出来る武将ってのが基本的には全てです。つまり相手との戦法速度に4秒以上の開きがあればこいつが居ても居なくてもどっちみち負ける、て事です。

 8秒の趙雲を2秒遅くしても10秒になるだけですから、大多数には先制します。11.39秒が13.39秒になる、も同じです。ほぼ全ての武将に先制します。12.18秒が14.18秒になる、ぐらいから意味が出てきます。これでも防衛で、この速度帯を越えられる武将は限られてくるとは思いますが。

 そして次ラインなのですが、14秒が16秒になる、の場合は非常に効果を発揮します。このラインを具体的に言うと、敏活系を積んでおらず、かつ戦法ゲージ増加系の技能が燕人2以上しか持っていない趙雲の場合に最も刺さります。16秒を18秒にするのは、何と言うかオーバーキルと言うか、後の祭り感があるのであんまり気にはならないでしょう。18秒を20秒も同じく。

 つまりLR夏侯淵の価値は、戦法速度上昇系の編成を燕人2のみの趙雲だけに頼っている人がどれだけ居るのか、で刺さり方が変わってくると思っています。んで実際に攻城戦や野戦で戦っていると思うんですけど、燕人2のみで飛ばそうと突っ込んでくる趙雲ってあまり居ないので、趙雲登場以前より必須とか人権とかの意識は薄れました。勿論、戦法ゲージを吸うってのがクッソ強力なので居たら役に立つし、強いのは間違いないんですけども。

趙雲が駐屯に不在の代わりの殲滅部隊

 第一候補と言うか、安牌ならUR典韋。もしくはUR典韋を侍従に据えたLR許褚です。完凸しているUR孟獲を含んだUR祝融やUR魏延の編成もありっちゃありですが、これらの武将は色々と出番があるし、UR孟獲の完凸が前提なのでお勧めまではしにくいです。こちらは壁武将として使用したいので、次の項目で紹介します。

 第二候補はLR韓信。

 

 許褚が受けて反撃する武将。韓信は先に殲滅する武将です。とりあえず最新武将であるLR韓信の方から紹介しますが、こちらは育成状況や名宝状況次第なので、ぶっちゃけ万人向けではないです。

 副将はお任せになるのですが、要するに敏活5かつ圧倒3が必要ってことです。要するに皇甫嵩名宝が必要。これが無い場合は候補から外れる気がします。

 敏活5で背水が1、要するに韓信が星4以下の場合の戦法発動速度は19.23秒。駐屯遅れがある事を加味して考えると、20秒の趙雲相手であれば先制出来ます。つまり飛ばしを防ぐ、て観点から見ると力不足感のある速度です。

 これが星4になり背水が2になると、戦法ゲージ増加が20%になるため、こうなると16.73秒でLR夏侯淵と組み合わせると動けるかもしれないな、て速度になります。

 そして背水が1でも、敏活5と皇甫嵩の圧倒3を組み合わせる事で15.48秒の戦法速度を叩き出します。ここにLR夏侯淵を組み合わせると、結構動けます。

 最終的に背水2かつ、敏活5と圧倒3が合わさる事で12.98秒まで行けます。ここまで行くと夏侯淵に頼らずとも名宝とかが無い雑編成の趙雲には先制出来ますし、夏侯淵と噛み合えばワンランク上の趙雲も防げる可能性が出てきます。

 そして賢策陣を使用して、敏活5+圧倒3+背水2で超ざっくりで言えば12.855秒まで速度を上げる事が可能です。廃人になってステータスが高くなれば高くなる程に、賢策陣に付属した戦法ゲージ増加量は大きくなるので、ここでステータスを高めていき14秒を切る事が出来れば、敵の趙雲に対する安定感は抜群に上がります。

 逆に言えば、ここまで出来ない人が韓信を駐屯で使う、てのは少し厳しいです。

 

 んで典韋ですが、これは典韋って言うより、典韋の逆襲と張郃の求活が強いです。

 もう見たままの話になるんですけど、要するに受けたダメージを逆襲で返す、てだけです。なので典韋が主将でも許褚が主将でも構わないです。ただ逆襲って兵力で返せる最大ダメージの量が変わるので、許褚を主将運用した方が強いのは間違いないです。

 ここで気を付けたいのは、張郃の求活が2で止まっているのか、3になっているのか。名宝が有るのか無いのかと、星4以上になって居るのか居ないのかです。

 敵の趙雲が12秒前後で戦法を発動すると想定した場合、求活2の戦法ゲージ40%増加では受けて即反撃、の形が取れません。25秒武将の40%増加は要するに10秒短縮なので、12秒時点で10秒短縮されても22秒となり、ざっくり3秒間の反撃不可時間が発生します。このタイムラグで許褚部隊が落ちたり、都市が飛んだりします。

 しかし求活が3であればゲージ増加量は60%。これは時間に直すと15秒短縮なので、趙雲の戦法を受けて即時反撃が行えます。これなら敵の戦法を受けてから、こちらの戦法を発動させるタイムラグが無いので撃退が成功します。

 なので求活が2未満であれば、UR于禁などが持つ守勢などを積む事で3秒のラグを失くす工夫が必要です。

 典韋が持つ技能、守衛のおかげで戦法一発で吹き飛ぶ事も無いので、都市防衛系の研究と組み合わせるならこちらの方が無難ではあります。都市さえ飛ばなければ格上にも反撃できる可能性がありますが、逆に言えば連鎖が良ければ一度戦法を受けるて性質上、連鎖次第で若干の格下から飛ばされる可能性はどうしても残ります。

 

壁武将

 これはとにかく技能でしぶとく死なない事に重点を置いた、都市被害を軽減する研究を発動させるためだけの技能が主である南蛮系駐屯武将と、戦法をキチンと発動させた上で硬くなれる武将か、です。

 

 まず南蛮系統の武将。編成はこんな感じ。主将は魏延とであれば入れ替えは可能ですが、孟獲とは入れ替えないようにお願いします。南蛮の武装錬磨も必須です。

 南蛮の技能を5まで伸ばしているので、500以上の兵力の際、残存兵力が50%残る、という驚異的な耐久能力を獲得しています。趙雲からの攻撃なんて確実にオーバーキルなので、言い方を変えると趙雲の攻撃を確実に兵力50%残しで耐えられる、て意味です。

 また南蛮が5のため、孟獲が完凸しているとゲージ増加がなんと驚異の50%。孟獲名宝もあれば追加で一回発動するので、50%が2回です。五行水まで発動させる事が出来れば戦闘開始時の治癒と合わさり、落ちる事はほぼない、てぐらいとにかく硬いです。一応戦法ダメージも出せるんですが、まあこっちは典韋の逆襲と違いロマン砲です。逆襲ほどの安定感はありませんが、ダメージ出る時はまあびっくりするダメージが出ます。

 なんにしてもとにかく硬く落ちにくいので、都市被害を抑えるため最後の一兵になるまで戦ってもらう部隊にはピッタリではあります。ただダメージまで期待するなら、孟獲の完凸がなければダメージを受けた後の反撃が行えないって問題があるので、本当に壁になります。都市研究を発動させて都市の被害を減らす、て意味の壁武将として考えるとかなり有用だと思います。

 

 UR曹仁で味方部隊含めてまとめて硬くして生き残るのを目的にしてます。

 戦法の発動時間は、敏活5と守勢2を大前提として14.39秒

 UR曹仁は趙雲の戦法に先制して皆で生き残る事を目的にしています。つまり、自都市駐屯にLR夏侯淵などが居ることや、敵のLR趙雲の戦法が異常なレベルで早くない、て大前提で相手より早く防衛の布陣を敷く、て事です。LR夏侯淵と組み合わせると雑編成の趙雲なら弾けます。

司馬懿と孫ピンをどうするのか

 名宝2種持ち司馬懿は、戦法速度が自力のみで25%上昇するため16秒発動です。駐屯時戦法ゲージ増加を入れる事で、13秒or14秒で戦法が発動します。

 そして14秒発動では基本的に不安なので、もし司馬懿を使用する場合は駐屯時戦法ゲージ増加15%を備えるUR鍾会がほぼ必須です。UR甄氏では不安が残ります。また13秒でも14秒でも、基本的にLR夏侯淵と組み合わせる事で相手の趙雲へ先制できるようになる、てのは重要です。

 孫ピンは侍従にUR荀彧ぶち込むのがメインの使い方になると思います。ただ孫ピンは主将時に知力2500以上で敏活2を獲得できるため、こいつをうまい事使えば9部隊の総合戦闘能力がかなり高くなります。使うの難しいんですけども。

 

結論 : 安定感がある防御型と、城壁が柔らかくても防げる敏活ガン積み型で差別化される

 典韋、南蛮壁部隊、曹仁などで都市への被害を抑えつつしぶとく防ぐ部隊編成は、能力に頼らない事や敏活を使用しない編成なため、編成のハードルが比較的低い。基本的に戦法を受ける、て想定のためLR夏侯淵居ないから人権無し、みたいな扱いを受けないのも個人的には万人に向けられると思う。研究さえ進めておけば、同ランク帯であいつ固いなとか、あいつちょっと強いな、て感じのポジションに収められるのはかなりポイント高い。

 

 LR夏侯淵、LR韓信、UR司馬懿名宝2種持ちなどの、打たせる前に打つ、て編成は敏活を守りに振り分ける必要があったり、名宝が必要だったり、特定の武将が必要だったりするためとにかく編成のハードルは高い。城壁が柔らかくても格上の攻撃を防げる可能性がある反面、相応に課金者向けの編成ではあるとは思った。また敏活を守りに振り分けている関係上、攻め手は若干考える必要があるな、とは思う。

 

 攻めを考えないガチ駐屯では最速化した趙雲を入れよう。あとはとりあえず南蛮壁とかLR夏侯淵、UR曹仁を使い、ガンガン趙雲の戦法を発動させていく感じにすると良いと思う。

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この記事を書いた人 basuma

はじめまして!刺史サーバー6にてプレイ中のバスマ!と申します。編成や戦術を考えるのが好きで、プレイ中に気になったことや普段考えていることなんかを記事にできたらと思います。良かったら感想下さいね!

2 thoughts on “【三国志覇道】対人戦闘を本気で考察する【駐屯武将編】【ついでに趙雲も考える】

  1. 失礼ですが、戦法速度計算が恐らく間違っていると思います。
    敏活などの戦法速度アップは基礎の戦法速度を短縮
    虎マントや侍従などで発動する戦法短縮は全体から~%短縮
    なので今回の趙雲で言うと
    20×(100-[15+15])=15.38
    15.38-(15.38×技能短縮分)
    となると思います。
    長ったらしく書いちゃったと思いますが、結論
    戦法速度と戦法短縮は違う、ということが言いたいのです。

    1.  コメントありがとうございます!
       この質問が来てくれて、めちゃくちゃ嬉しいです。ノマドさんが言うように、戦法速度アップと戦法速度短縮は別物です。
       根拠の返事を書きたいのですけど、めっちゃ長文になるので、すぐに記事にします! 直接返事ではないんですけど、また見てくれると嬉しいです。
       他にも、おかしいとおっしゃっていただき、それに気づけた部分は可能な限りすぐに検証して訂正記事上げようと思ってるので、バンバンご意見ください!

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