今度こそ最後だと言ったな。
あれは嘘だ。
……すみません、悪気はないんです。
ただ明日からは新しい天賦1400の話一色になると思ったので、今のうちに、というやつです。
とりあえず話を聞いてると、なんかLR袁紹が環境トップの武将から脱落し、LR諸葛亮が環境トップに復権したと聞きました。
そして、筆者はどうしても主張したいです。
諸葛亮が気に入らないなら司馬懿使えば良いんじゃないか、と。
勿論、曹操のままでも問題ありませんよ。
というか、この記事では司馬懿と曹操では対応できる場面が違うって話を伝えたいです。
-Contents-
簡易版記事
司馬懿は相手を無力化することに特化している。
曹操は味方を守ることに特化している。
袁紹だとか諸葛亮とか、仮に明日ぶっ壊れ関羽とかが来ても武将の適正は変わりません。
陣形について、勘違いというか固定観念がある様なので説明。
今回の記事の要約、でこの記事を5行に纏めました。
大体こんな感じの記事です。
曹操の編成と説明
まずは曹操の話から行きましょう。
何やら大いなる勘違いが発生しているような気がするのですが、そもそも曹操ってデバフ武将のように扱われていますが。
星4以上になることによって、低知力でもデバフが入るという皮を被る事ができる、バッファー武将です。


戦法を見て貰えると分かります。
順番に説明します。
①:強化奪取は相手がバフを持っていなければデバフになりません。
これって確かに強いんですけど、曹操が戦法を先出しした時点でこれは「空うち」になります(無意味って意味です) 相手に、奪うべきバフがありませんからね。
先打ちの強化奪取が強烈に刺さるのは、交戦開始時に魁威、義奮、鬼迫など。交戦開始時に強烈なバフを発生させる星が伸びている天賦1400系武将のみになります。つまり、先打ち強化奪取の強さを論じている時点で、かなりのジャイアントキリングを目指そうとしていることになる筈です。
ここは自覚が必要。
②:鈍迷は強力だが、1つのデバフ。

これは良い悪いの話ではなく、性質の話です。
非常に強力なデバフですけど、これ1つのデバフです。
全兵科不利、弱化積鈍、鈍迷。曹操のデバフって、実はこれだけ。3種類しかありません。
それが強力ではあるのですが、受けると終わるデバフ鈍迷だけです。そして鈍迷ってのは自力解除は可能であるため、LR孫権、LR呂玲綺、SSR蘆植、賈詡帽子(名宝)などを副将に入れることで普通に消せます。しかも性質上、LR趙雲にはそもそも効きません(自力でのデバフ全解除持ち)
③:絶縁3回を4部隊に、というバフしかない。
これも割と致命的というか、本来はいい塩梅のライン。

星4以上になると、鈍迷だけはほぼ確実に付与できるようになります。
言い換えると、星4にならないと、諸葛亮(高知力型)とか周瑜(完凸)に素の知力で挑んで勝たないとデバフが入らないってことになります。
要するに無理ってことです。
後述しますが、司馬懿の場合は戦法発動時に知力バフがあるので、戦法の先打ちさえ可能ならデバフ入れるのは難しくないです。
しかし、曹操にはそれがない。しかも副将にLR典韋を入れたい誘惑があるせいで、部隊知力は低くなりがち。これは中々に悩ましい部分。
曹操という武将は
間違いなく強いです。そこは勘違いして欲しくないです。
ですがそれは、
「交戦開始時に強力なバフを発生させている武将に戦法を先打ちして、開幕有利を剥がし」
「味方へ投げた複数回の絶縁を頼りに、仲間の高火力高殲滅力を存分に生かす」
そして星4以上であれば「デバフ解除手段の少ない部隊に食らったら終わりのデバフを撃ち込める」
こういう特性を持つ強さです。


筆者の編成を見て貰えると分かると思いますが、曹操単独では時間稼ぎ以外に何もできません。
ぶっちゃけ、駐屯部隊としての性能は司馬懿の方が幾らかマシです。
ですが、筆者は曹操使ってました。交戦開始時魁威を持つ袁紹が蔓延ってたからです。
という訳で、司馬懿の項目に行きます。
司馬懿の編成と説明
司馬懿の話です。
司馬懿については実装から長いので、勘違いはほぼないような気がします。
こいつは曹操と違い、良くも悪くも純度の高いデバッファーです。そして、相手が武力型部隊であったら、アタッカーの皮を被れます。
こいつの場合、戦法だけではなく技能も見る必要があります。

素で全兵科不利、知力デバフ、戦法ゲージ10%減(即時効果)、深恐、困憊を付与できます。

特に強烈なのが深恐。
これは曹操と似ているのですが、自部隊の主将が発生させる状態変化を25%まで低下させます。
曹操の項目でも上げた副将から解除は可能なのですが、趙雲には消されませんし、賈詡帽子でも消せません。
そして、曹操と違い技能が非常に防御寄りです。

交戦開始時に困憊を付与できるのも地味に嬉しいです。
この困憊、白起とかに刺さると戦法での能力倍撃時でも対物は加算されません(これは鈍迷も同じなのですが)

これを交戦開始時と戦法発動時の2回付与チャンスがあるのは大きいです。

そして曹操との違いで一番大きいのがこちら。
開幕に強化抑制を付与できるのもそうなのですが、自部隊に100%(もしくは150%)の知力バフを発生させてから、デバフの付与をおこなえます。
つまり曹操のように、素の知力勝負を挑まなくても良い、ということになります。
これは低星条件で考えると、デバフの発生にとって非常に有利。
また曹操と違ってキチンと知力バフを発生させているため、案外戦法威力も出せます。
という訳で、曹操との違いを書き出します。
①:戦法が空うちになりにくい。
星4未満の曹操は戦法を先打ちした場合、意味のない強化奪取を発動してから、発生させることが分からない鈍迷を付与してから、味方に絶縁(こっちは確定)という流れでした。
しかし司馬懿の場合、交戦開始した時点で既にデバフの罠を発生させており、さらにそこから知力上昇させての戦法による追撃が可能。
デバフが無意味に終わるかも、カスダメで終わるかもですが。
最初からデバフの付与を目的で動いてるので、デバフが入らなかったのは相手より知力が低かった、という結論が来るので編成のアップデートも用意。
②:デバフの全解除が行われにくい。
困憊、強化抑制、全兵科不利、知力デバフ、深恐、困憊。そして戦法ゲージ10%減(即時効果)
交戦開始から戦法発動までで発生するデバフはこの数があり、全て防ぐのはかなり困難。
勿論、曹操と同じようにデバフを解除されている可能性もあるものの、深恐によって「主将ではこのデバフをほぼ解決できない」と条件付けられるのは強力。少なくとも、LR趙雲や賈詡帽子使えば何とかなる、という攻略ルートは封殺できる。
③:味方へのバフがない。
曹操と最大の違い。
曹操は3回の絶縁を4部隊へ、という圧倒的な防御性能を誇っていますが、司馬懿にはそれがありません。良くも悪くも「自分で動いて、相手には自分での解決を許さない」という性質です。
司馬懿という武将は
これも曹操と同じことを書いてしまうのですが、間違いなく強いです。
そしてそれは、
「自己完結型の技能に由来した、高いデバフ付与率とデバフ性能を持ち」
「相手の自己完結性は高い武将を、ほぼ封殺することができる」
そして星4以下と以上で性能があまり変わらず、敵に武力型が多ければアタッカーとしても十分に機能する補助火力を持つ、という性質に由来する強さです。
今回は補足程度ですけど、完凸すると一気に化けます。
何にしても、司馬懿が持つ特性ってのはこういう強さです。


筆者が編成すれば、こんな感じになりました。
おそらくですが、曹操部隊と比べるとデバッファー部隊としてはこっちの方が良く見えると思います。
特に対諸葛亮を想定する場合、鬼謀による知力ダメ軽減や炎略による火属性ダメ軽減なども無理なく積めてますから、少なくとも戦法発動する前に木獣に焼かれた、みたいにはならない筈。
軍馬に乗せてないので、ちゃんと馬に乗せて150%知力バフがあれば、おそらく素の知力8000までは、ギリギリですけどデバフ付与の射程範囲。


好みじゃないので組みませんけど、より高回転を狙うならこんなのでも行ける筈。
知力下がるのでお勧めしません。もっと別のところでキョウ敏活使って欲しい。
何にしても陣形が堅防陣じゃないってツッコミがありそうなので、それについては次の項目で説明します。
陣形について
これは勘違いというか固定観念というか、そういう類のものです。
地味に出番が多い。
この記事には書いたのですが「自都市部隊を3部隊全てを堅防陣にしてるから固くなってる」のではなく、各種研究などが複合的に組み合わさることが、都市が固くなってる本当の理由です。
「1部隊でも生き残っていれば、技能効果で都市が固くなってる」
これが正しいです。
特に都市攻撃妨害の技能が出てからはそれが顕著(と聞いてます)らしいです。
つまり3部隊を堅防陣で揃えるのがベストではあるけど、別の陣形にした方が生き残れる部隊を組めるなら、それは十分にベターな選択である、と主張しておきます。
0.85×0.85×0.85=0.61
0.9×0.9=0.81
陣形効果だけでは、軽減率はそこまで大きくありません。結局これ系の軽減効果は、いくつ別軸の軽減を積めるのかが全てです。

結局、10秒以内に飛ぶか飛ばないかはこいつと他の研究次第です。
つまり、部隊が生きてるかどうか、が都市軽減率では話の主軸です。
3部隊を堅防陣で固めるかどうか、は細かい話です。理想を言えば、の区分。理想に拘らないのであれば、3部隊が生き残る部隊の方が絶対に役に立ちます。
このレベルの鎮静型諸葛亮は実在するのか?
要するに、話の本題はこれです。

以下のリンクでもう少し紹介してますけど、ほぼ完全耐性(無条件デバフ耐性)の編成ってこういうレベルです。
相手がこういう編成じゃないなら、相手の知力を上回ることでデバフを撃ち込むことは不可能ではありません(ステータス暴力による高知力維持の場合、知力は上回っている前提の100%耐性である場合が多い)
そしてどうやって解決するのかって話になると、殆ど3択です。
①:格上や同格を諦めて、格下を殴る。
②:知力バフを入れる(狼顧が無難)
③:星4を目指す(LR曹操の場合)
※一応、曹操の場合は後打ちして強化奪取するというのも無くはないですが、その形式をとる場合は出陣時ゲージ増加ではなく、チョウコウやLR荀彧などのまくり性能の高い武将が必須(UR孟獲を組み込んで代用は可能)


例えば、こんな感じの編成をベースに使える筈です。
LR典韋をLR荀彧に置き換えて、侍従に曹植や龐統を使う。
その場合には満寵の代わりにUR廖化を使う、LR賈詡などと入れ替えて侍従に岳飛を据えるなど、良い感じにアレンジしてください。
ただ、これをやると確実に周りの部隊も瀕死になりますので、自都市部隊には南蛮以外の即死耐性技能を絶対に積んでください。
曹操と司馬懿の特性を加味しつつ、どっちの方が自分に向いているのか選んでください。

今回の記事の要約
相手の主力が諸葛亮+月英の場合。
半端なデバフ耐性なら、曹操よりも司馬懿の方が相性が良いです。
完全デバフ耐性なら、司馬懿じゃなくて曹操じゃないと意味がありません(司馬懿じゃ何もできない)
つまり星4未満の曹操で星4以上の諸葛亮夫婦を突破するという行為そのものが、かなりのジャイアントキリングを目指している。そんな自覚が必要。
要するに、ある程度を超えると武将や編成の相性差とか関係なくなって勝てないから、どんな相手に勝ちたいのか選んで編成選んでくださいって意味です。
最後まで読んでくれてありがとう!

