【三国志覇道】ミラーマッチの概念と、編成における正しいオリジナリティ

 何を語れば良いのかも、何が人気なのかも分からない。しかし語る。しかも主観で。超楽しい。

 今回は編成事情の解説をしつつ、編成ってものについて考えていこうと思います。内容は全て攻城戦での攻撃編成です。なので名宝2種持ち袁紹や諸葛亮、飛将3以上の呂布などの一部例外を除き、戦法ゲージ増加はしていない、て体で語ってます。部隊運用を一括6部隊運用にするべきなのか? て疑問点については、後々にでも記事にしたいなと思います。 

 丁寧に説明していたら前置きが長くなりました。前置き不要の人は 一歩先を征する努力か 二巡目先で決める努力か から読んでください。

 読みにくかったらゴメンね。

 

ミラーマッチって概念

 人によっては聞きなれない言葉かもしれませんが、難しい意味ではないです。

 意味は聞いたまんまで、似た様な相手(もしくは自分自身)と戦う、て意味の言葉です。ミラーマッチは本来、同じ(もしくは似ている)もので条件が差別化されていない場合、純粋な実力勝負(技術面、心理面での駆け引き)になる、て意味で使われます。

 

 本当は1対1での話なのですが、三国志覇道的に言えば大富豪なんかが分かりやすい気がします。

 現実ではほぼあり得ないって話なのですが、対戦相手3人のうち、1人(仮にAさんと呼ぶ)が自分と全く同じ札を持っている、て条件で勝負をしているとします。そしてその手札の状況を、自分と相手は認識している、と仮定します。

 しかし3人のうち、誰が自分と同じ札を持っているのか分かりません。自分は、誰かが自分と全く同じ手札を持っている、て事だけを知っています。自分と同じ札を持っているAさんも、自分と同じ札を持っている人が居る、て事しか知りません。

 この条件で、Aさん以外の2人を上手く使いながら、Aさんに勝ちに行こう、て例え話です。当然Aさんも同じように、Aさん以外の2人をうまく使い、こちらに勝ちに来るでしょう。

 この時、持っている札は同じですが、強い札をどのタイミングで切るのかや、札が切れるが一巡先の事を考えて敢えてパスしよう、て、色々と考え方や好みで動き方が変わります。まあ、大富豪で例えるとそんなお話。

 

 大富豪で例えたので、なんか難しそうだな… と思った人が居ると思います。なのでもう少しざっくりと例えます。

 Aって場所からBって場所に、車で移動したいと思います。

 その時、運転する人(プレイヤー)が同一人物だとしても、①超強力なエンジンを積んだスーパーカーで移動するのが早いのか。②普通車で移動するのが早いのか。③軽自動車で移動するのが早いのか。

 この条件で出せる結果は同じでしょうか? て仮定です。軽自動車で、スーパーカーに勝てるのか、って話です。車はあくまでの例えなのでイメージが伝わってくれるとそれで良いのですが、車種としての性能がそのまま課金額だと思ってくれて良いです。高けりゃ早い、課金額が大きければ強い。まあ当たり前の事です。

 

 とりあえずここで言いたい事は、ステータス差があれば編成って言う見た目は一緒だけど、積んでるエンジンが違うからミラーマッチになってないよ、て話です。

 大富豪ならエースは誰が出してもエースはエースの動きをしますが、車だとアクセル踏み込んだ時の加速が全然違いますよ、って話。

 要するに似た様な編成ってだけならいいのですが、ステータス差のせいで上位互換と下位互換の関係になってしまうかもしれないよ、って話です。なのでここでは、どうやって編成にオリジナリティを出していくのか、と考えていこうと思います。

 

エンジン性能の違いはアタッカー性能の違い

 編成と合わせて考えていきます。

 そもそもの話として、LR趙雲は敏活5で最速にしておいた方がいい、て大前提があります。と言うのも、現状ではと頭に付きますが、LR趙雲は唯一、横からのバフが無くても相手より早く発動する事さえできれば大抵の部隊を倒す事が出来るからです。

 なので無課金と言うか、ライトユーザーにとってはこれに近いものになる筈です。

 ライトユーザー想定の編成①

 趙雲のみ名宝を装備させました。が、他は全部常設SSRの星3を装備させています。まあ程度としてはそのレベルです。月英の牛模型は3.5周年箱で選択配布されたので、持ってる前提でも良いでしょう。ついでなのでセールスしておきますが、牛模型は文物と言う事もあり、主将に持たせることでどの部隊でも対物バフループを入れる事が出来る、ていう逸品。ヘビーユーザーにとっては優先度が下がっていき、ライトユーザーになれば優先度が上がる名宝だと思ってます。

 ちょっと話が逸れましたが、続きを。実際の所、これでも十分に実用には耐えるのですが、言いたいのはそうではなく。

 この編成が自分よりもヘビーなユーザーであればどうなるのか、てのがこの話の趣旨です。

 

 ミドルユーザークラスの編成②

 名宝を持たせました。編成は弄ってないです。内訳は一応伏せておきますが、大したものではないです。ちなみにですが、これが筆者が主戦場としているステータスです。

 これだけではちょっと分かりにくいのですが、要するに攻撃ステータスが 2780 → 3210 に増加している、て点です。攻撃が500上がっているんですね。ついでに防御も500ぐらい上がっています。まあ要するにこれが、私が実際に検証できるレベルの強さ、て事になります。

 ふぅん、格上だね。ぐらいの感想だと思います。

 

 ヘビーユーザー編成③

 そしてこれが超ヘビーユーザーのレベル。所謂攻撃ステータスが5000に乗る、て意味の強さです。

 つまり何が言いたいのかって話ですけど、編成①と編成②の差は工夫で埋められるレベルだが、編成②と編成③には埋めがたい差がありますよ、て話です。

 ただこのレベルに達しているのは極少数ですので、実際の所はここからステータスを1000程下げた攻撃4000前後、防御は3000~3500帯が攻城戦における主力と呼ばれる人たちの戦闘力なのだと筆者は想定しています。そして攻撃4000クラスであれば5000を食う事は可能な筈です。ちなみにこの辺の強さから、速度を落として攻撃力を6000に乗せたり、兵力を2万に乗せたり、逆に攻撃を落として更に速度を上げたり、みたいな事が出来るようになってきます。

 ただここで言いたいのはそう言う事ではなくてですね。このステータス差が認識できた時点で、編成に対する考え方が変わって来るだろう、って話です。要は、自分がやれる事を考え、そのステータスにふさわしい味方部隊を並べる必要が出てくるよ、て話。

 1部隊でこれだけ差が出るのなら、6部隊並べちゃったらその差はもっと広がりますよ、て事です。勝つのを諦めろって言っているのではなく、努力の方向性を間違えるな、て話です。そしてこれはヘビーユーザーにも言えます。

 編成①レベルのプレイヤーがここからステータスを削って先打ちに命を懸けても、先打ちの一撃は編成③の人にとっては致命傷にはならないです。理由はステータス差が大きくなりすぎているからですね。逆に編成②や③レベルの人が、ここからステータスガン盛に編成の方向性を割り切っても、編成②の人は③には届かないですし、編成③レベルの人は同クラスの人に有利を取れる訳ではありません。

 ステータスを盛るってのは、その方向にステータスを伸ばす、て意味です。

 分かりやすいのはレーダーチャート(六角形でステータス比較したりするあれです)で、同じステータスと言うか、同じ方向性で同じように伸びていた場合、その関係は差別化による比較ではなく上位互換と下位互換の関係性になってしまう、て事を言いたいのです。

 もっとぶっちゃけて言うなら、編成の方向性が似ていれば似ている程、強者と弱者の関係性は成長後と成長前って比較になってしまう訳です。なので、上位互換と下位互換の関係にならないために、自分だけのオリジナリティを出していく必要がある訳です。

 変な味付けしろって意味ではないです。導入が長くなりましたが、今回はその味付けの方向性を考えていこうと思います。

 

一歩先を征する努力

 登る山を間違えるな、って話。

 まず大前提として、LR趙雲は何かしらの意図がない限り必ず敏活5で運用するように部隊を組んでください。最悪4でも構わないです。勿論羌敏活でも構いませんが、攻城戦のフィールドには可能な限り敏活を積んで出撃させてください、て話です。ぶっちゃけ趙雲は余程カス連鎖とかステータス差があるとかじゃないかぎり、半端な横バフ入れて殴るより、趙雲単騎を先行させて戦法飛ばした方が手っ取り早く戦果を出せるからです。

 そもそも趙雲はデバフを消した上で(超重要)、攻撃バフ150%と戦法威力バフ30%を独力で入れ、その上で与ダメを増やす龍鎧バフや戦法威力600%と言う現状でこれ以上望めないってぐらいの好条件で戦法飛ばしてるんだから、変な味付けは要らんのですよ。

 だからこそLR趙雲を先行させるってのが一番強い戦術だと誰もが理解しているのに、なぜか趙雲を爆速で先行させている人が少ないです。理由は、趙雲よりも早いバッファーからバフを受けたいからでしょう。んなもんイラネーんだよ! 超強い趙雲とか幻想。そもそも趙雲は一人で強いんです。

 そして趙雲を敏活4以上にした上で、趙雲よりも早く動けるバッファーが組めるのか組めないのか、て視点で自分の編成を見てください。もし敏活5を趙雲に加えて1部隊作れるなら、一歩先を征する努力が出来ます。2部隊組めるなら、一歩先を征する人になれます。もし1部隊も組めないなら、二巡目で決める努力をした方が良いです。

 以下で編成例を上げます。趙雲のみ敏活5。他は敏活5+αです。鳳雛、秘計。

 これで基本的に、張飛or夏侯惇→趙雲 でスーパー趙雲が完成します。んで、この編成の難易度が高い、と思った方には以下を勧めます。

 ちなみにですけど、この編成が強い、て意味でも完成系であるって意味でもありません。敏活を積む事が出来る名宝があれば編成の形は変わりますし、筆者の持っていないLR武将が居るならばやはり編成も変わるでしょう。侍従に何使うかでもやはり変わってきます。

 何にしてもこれが、一歩先を征する編成です。そして皆がこの速度を目指してしまえば、この速度になって居ない人は、この速度帯で戦闘を行っている人の下位互換になってしまう可能性がある、て意味に見えてしまう訳です。

 

  

二巡目に決める努力

 今更SSRの袁紹? て思う人が一杯居ると思います。

 しかしこの編成であれば、趙雲の二巡目が36秒発動です。なので30秒でSSR袁紹が戦法を発動させる事によって、攻撃、防御、攻撃速度、対物を趙雲の二巡目に持ち越せるようになります。

 繰り返しになりますが、趙雲は自力で攻撃、攻撃速度、戦法威力を用意できる破格の縦バフ持ちって側面も持っているからです。その趙雲が月英の牛模型持ってたら、対物バフまで備えるので、趙雲の通常攻撃ラッシュが最後まで大ダメージ出せるので尚良い。

 ログはこんな感じ。

 

 一巡目での戦法ダメージが12800だったのに対して、

 

 袁紹でバフを延長してやれば、二巡目のダメージは47400。会心攻撃で8000ぐらいは出てるので、1巡目と合わせて考えると、2巡(40秒程度)でC都市の要所なら落としきれると無理なく想定できるのは強みだと思います。B都市以上は今期やってないから知らぬ。申し訳ナス。

 ちょっと袁紹が単発にならなかったってのも理由ではあるんですけど、孫堅は単発でした。何にしても攻撃、対物、攻撃速度の3種をキチンと繋いでやれば、アタッカーを2部隊も3部隊も構える必要はないって事です。なんか忘れられそうになってますが、バッファーは弱くても仕事する、てのは三国志覇道の売りだった筈です。だから、30秒のバッファーにはキチンと役割があるんです。

 いつから編成は縦バフ教の最速至上主義になってしまったのか。早けりゃ強いってのは一つの真理なんですけど、早ければ強いは早くなければ弱いとイコールではない、てのは今一度思い出して欲しい感。

 

 今回の検証では、こいつを殴りました。都市の要所はもっと硬いのですが、対物系統には伸ばしてないのでダメージ的な伸びしろはあります。

 

上記を踏まえて編成にオリジナリティを出す

 三国志覇道がクソゲーだとかモチベ下がったとか言いつつ、何だかんだで引退せずにプレイしている理由は、環境に合わせて非常に幅広い選択肢の中から自分だけの編成を組んで自分だけの楽しみ方ができるからです。

 先ほどの袁紹の理論を見て貰えばわかるのですが、そもそも一巡で全てぶっ飛ばそうとしなければ、色々と編成が考えられます。そしてそもそも、一巡で全てぶっ飛ばせるのは、神速で30~40秒出せてるランク帯の人です。移動含めて20秒でラッシュ含めて決めて落とせばそれぐらい。二巡目で落としてる人は50~60秒前後です。ちなにみ、筆者は三巡目の人。言い方を変えると、バフを意識したら攻撃力3200ぐらいでも三巡目で落とせるって事。

 

 諸々含め、下位互換にならないためオリジナリティを出していく編成を考える。

 例えば先ほどの最速3部隊+SSR袁紹で要所を落とす攻撃部隊と、2部隊の都市駐屯に戦力を振り分けた4攻撃5防御の布陣。

 最速最強のアタッカーを1部隊だけ組み、4部隊でアタッカーを全力サポートしつつ1部隊の駐屯を残しておく5攻撃4防御の布陣。

 25秒武将で固めた対物の強力な3部隊で要所を落としつつ、対部隊に強い最速型の3部隊を織り交ぜてフィールドの中を支配する変則的な6攻撃3防御の布陣。

 自分のアタッカーでは活躍できないと割り切り、バフ延長用の袁紹やラインハルト、曹操などの4部隊バフ武将を各射程に散らせて味方をサポートしつつ、3駐屯で堅実に自都市を固める3サポート6防御編成などなど。

 LRが実装されつつ交流できない状態が続き、武将の強さが頭打ちになりながら名宝の入手機会も増えている。LR武将にある侍従システムによる編成幅の広がりを考えれば、本当に、編成ってのは本来無限に選択肢がある筈です。無課金だから名宝持ってない、てのも今は昔な話です。

 同じ方向性の編成で正面から戦うから、本来は格上ってだけの存在が上位互換って存在にランクアップしてしまい、逆立ちしても勝てない相手になってしまいます。

 攻城戦は自分一人で戦っているのではありません。軍団として戦っているのです。無理なことを無理してやろうとせず、無理なら無理だと割り切り仲間に頼ってください。それを編成に組み込むのも立派に編成の一側面です。

 

 最後まで読んでくれてありがとう!

 

この記事を書いた人 basuma

はじめまして!刺史サーバー6にてプレイ中のバスマ!と申します。編成や戦術を考えるのが好きで、プレイ中に気になったことや普段考えていることなんかを記事にできたらと思います。良かったら感想下さいね!

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