【三国志覇道】戦闘速度を意識する編成ロジック

 ロジックって響き、かっこいいですよね。なんか賢くなったというか、強くなったというか、そんな気になれるのでめっちゃ気に入ってます。

 そんな訳で武将のスペック解説第3弾。多分完結編。確実にマニアックである自信がある。

 なんか何だかんだで長々と語るシリーズになってしまったのですが、冗談抜きで多分これで編成マスターになれると思います。いろんな鯖に色々な編成強者が居て、色々な理論があるとは思います。これは筆者の理論だと思ってください。

 

 第1弾では武将の戦法の倍率を考えました。動けたらどれぐらい強いのかって事です。

 

 第2弾では実運用では駐屯を抜きに行こうとすると防御力を上げる必要があるって話をしました。また編成が強いかどうかは、相手によって変化するってのを考えました。

 

 今回の第3弾では、核心に踏み込んで編成のロジックについて考えていきます。

 個人的には編成というか、武将の強い弱いってレベルに踏み込んだかなり核心的な話だと思ってるんですけど、多分かなりの不人気記事になる気はしてます。ただ本当に、これが分かれば強い武将と弱い武将ってのはざっくり理解できるとも思ってます。

 話ややこしいなと思う人は、戦闘の優先度を意識しよう、だけ読んでくれたら大丈夫です。なるべく簡単に纏めたつもりです。

 

 

戦闘の速度は4段階に別れている

 まず最も早い速度帯は、編成段階で発動が常時で確定する部分です。

 分かりやすい言葉で言えば技能と呼ばれています。味方の技能は、相手がどのような手段を使っても無効にすることはできないです。(武装練磨などの外付けは除きます)

 技能の一例を出すと、与ダメ増加、被ダメ軽減、◯◯無効(例えて言えば同士討ち無効)とかこういうの。今回は技能と仮称します。

 

 次の速度帯は、交戦開始時に発動する部分です。

 これは基本的に技能に付随している部分です。技能に付属しているので原則的に発動自体は無効にできないので、バフ付与関連は無効にできません。ですがデバフは相手に効果を与える性質であるため、与えられる側がその効果を無効にする、という技能で擬似的に無効化することが可能です。

 一例を出すと、甘寧の鈴鳴3による交戦開始時の命中デバフなんかがこれです。趙雲の龍胆で無効に出来たりします。今回は交戦時技能と仮称します。

 

 その次の速度帯は、武将の戦法に当たる部分。

 戦法で攻撃、戦法でバフ、戦法でデバフ。要するにこんなやつです。俗に言う戦法が発動したから◯◯になる、みたいなやつ全般です。

 基本的に部隊の撃破や大幅な強化や弱体化が発生するのがこの部分で、今回は戦法と仮称します。

 

 最後の速度帯は、相手の戦法を受ける事で発動する部分。

 典韋のバフである逆襲、LR法正の雪怨での戦法ダメージを受けて壊滅しなかった際にバフやデバフを発生させるなどの、戦法を受けて初めて意味が出てくる速度帯です。今回は保険と仮称します。

 

 

 ①技能 → ②交戦時技能 → ③戦法 → ④保険

 ①部隊の強さが確定し、②戦闘開始時にバフやデバフが入り、③戦法を発動して大勢が決し、④部隊壊滅がしていなければ保険が発生する

 イメージとしてはこんな感じです。

 なので戦法を早く発動する云々を言ってる人が多いんですけど、そもそも部隊が出撃する段階から既に戦闘は始まっているんですよって話です。

  

戦闘速度の流れを具体的に考えると、強い孫策編成は組める

 LR孫策で説明します。

 技能で、出陣時戦法ゲージ増加を備えています。

 交戦時技能で、交戦開始時の自部隊バフで閃護を備えています。

 戦法で、バフを倍にして3部隊を攻撃する25秒戦法を持っています。

 保険はありません。

 なので孫策は ①編成段階で出陣時ゲージ増加させる事ができ、②交戦時にバフを発生させ、③25秒で戦法を発動する武将。こんな感じに見る事が出来ます。

 ならこの孫策を主将として考えた時、どのような部隊にするのか、で編成が決まります。廃人向けですけど、以下に格下封殺できるだろう編成例を上げてみます。

 

 ①低知力(というか格下)相手の開幕デバフを含めたデバフを無効にするため、諸葛恪の破謀を編入。それにより武力型からのデバフを弾く事が可能と言う前提で、デバフが発生していない場合に強化解除などを無効化する事が出来る大喬を添える。孫堅には曹洪を付ける事で、練兵による兵力を含めた素ステの向上を狙う。また曹操の絶縁により、相手の戦法を3回まで無効にする保険を掛ける。

 ②交戦開始時に恵守が発生するので1回の無敵。そこに曹操の絶縁と合わせると実質4回まで戦法の直撃を無効にする(破謀と連心の合わせにより、これら無敵バフを消す事が出来ない) ワンチャンが残る通常攻撃関連は、交戦開始時に発生する閃護と会心耐性により二重に封殺しておく。デバフが入ったとしても孫策は固いので、絶縁と閃護を合わせると、動けないは基本的にあり得ない状態にできる。

 ③ ②の戦闘速度でここまで被ダメ的にもデバフ耐性的にも固くしているので、この状況で落ちるというのはほぼ考えられない。素の状態で強力な戦法を飛ばす。

 補佐でまだ弄れるんですけど、とりあえずこんな感じになるとしましょう。鉄壁孫策編成とでも呼びましょうか。

 速さは求めていないので虎マントを別のやつに着せる事も可能だとして、敏活積み込んでいない25秒戦法だからって弱そうに見えますか? 止められそうですか? 9部隊ぶつけたらワンチャンはあるかもしれませんが、そもそも4回戦法をぶち込まないと無敵が解除されないし、解除されても死ぬほど硬いんですけども。

 勝てないと思えるなら、それは正常な思考です。これが筆者の考える廃人の領域です。倒すのに手順が必要とか、レイドボスかギミックボスですかって感じです。しかし何故強いのかって理屈が分かってるから、一応対抗方法も作れます。

 

 

戦闘速度を意識すると、強い部隊への対抗部隊も組める

 一つ目のパターンとして、違和感なく組めるのは知力型の夏侯淵です。

 名宝で若干ステータスは上下しますが、武力型の孫策には知力型で組んだ夏侯淵の知力の方が上になります。更に美髭公と栄華、圧倒、陣形効果により戦法ゲージを37.5%上昇させ、急風によりそこから更に戦法を10%×3部隊の30%上乗せする事が出来ます。これで67.5%。

 よく勘違いしてる人が居るんですけど、出陣時ゲージ増加は50%が上限ですが、交戦開始時に戦法ゲージを吸収する急風は効果発動時に50%を越えます。今回で言えば37.5%→67.5%って上がり方します。更に戦法速度デバフを入れる事も出来ます。

 戦闘速度で孫策との交戦の流れを説明します。 

 ①戦法ゲージ35%状態で駐屯が可能。

 ②交戦開始時に、知力が孫策を上回っているため戦法速度のデバフを発生させることができる。これにより強化解除が効かない、という一つ目の壁を突破できる。強化解除が効くようになるので、武装の南蛮弓で絶縁や恵守、閃護を消す事が可能になる。夏侯惇の強化解除も入るようになる。

 ③8.75秒という驚異的な速度で発動する戦法によって確実に第三戦闘速度で相手の上を取り、追撃の戦法速度デバフによって相手の動きを封じて後発に託す。

 

 撃破が取れないのですけど、まあこんな感じです。

 要するに交戦開始の段階で、孫策のデバフを消せるようになる。相手の無敵を弱体化させられる、て事が大事です。他には司馬懿なんかも無理なく強化抑制を発生させられます。賈詡も確立こそ低いですが開幕デバフを入れる事ができますし、藺相如もデバフを発生させられます。

 

鉄壁孫策部隊に勝てる部隊、勝てない部隊

 

 早打ち型趙雲編成。多分よく使われてる方。

 要するにもっとも爆発力のある戦法ってジャンルを最速で打ち込む編成なので、戦法そのものを複数回無効にする鉄壁孫策には絶対に勝てない。夏侯惇→張飛→趙雲。この流れで戦法を全部飛ばしても戦法3回なので、ここまでをノーダメージで抜けられる。

 しかし勝てる編成も存在する。

 黄忠で戦法ダメージも上げていくパターンと、

 韓信でステータスを盛るパターン。ぶっちゃけどっちでも良いですよ。好きな方使ってください。

 

 鉄壁孫策は一件すると無敵に見えるのですが、会心攻撃に防御無視効果が乗る烈虎趙雲ならイチイチバフ解除する手間や手順を踏まなくても鉄壁孫策を突破できます。

 会心攻撃時に防御系バフを無視できるので、孫策が発揮しているバフを全部纏めてぶち抜けます。以前に上げた技能で硬くなっていた呂布タンクと違い、孫策はバフで硬くなっているからこういった方法で突破できるって事ですね。更に言えば、UR化済みバレンタイン名宝があれば、会心攻撃が発生する度に無視した防御系バフである絶縁、恵守、閃護などを片っ端から奪っていく事すら可能です。

 

 こうなってくると完全に相性の話で、鉄壁孫策は早打ち趙雲に勝り、早打ち趙雲は会心趙雲に勝り、会心趙雲は鉄壁孫策に勝る。

 要するに皆が多く使ってる編成に有利を取れる編成が強いって事です。つまり今は戦法早打ち型の趙雲が多いので、相対的に見て鉄壁孫策が猛威を振るう事が出来る環境になっているって事です。多分ね。

 

戦闘の優先度を意識しよう

 基本的に優先度の高い部隊が動きが早いって事なので強いです。

 

 出陣時戦法ゲージ増加は、戦法を早く発動させることができるから強いです。

 しかし大喬や藺相如、孫策など強力な防御能力を持つ交戦時技能があれば戦法を無効にすることができます。また完凸曹操+曹洪などがあれば3回まで戦法を無効にする事ができるのでめっちゃ相性悪いです。

 こんな感じで交戦時技能が強くなってくれば、戦法を早く発動する強さは相対的に弱体化します。なので、出撃時戦法ゲージ増加は防御バフを無視できる技能や高火力の戦法と組み合わさる事で真価を発揮します。要するに完凸廉頗とかです。完凸廉頗が強い理由は、次回以降で掘り下げようと思います。

 

 デバフ無効の技能は致命的なデバフを無効にできるので強いです。

 デバフのみの戦法を無効に出来たり、交戦時技能によるデバフも無効に出来たりしますので使い勝手が良いです。そしてこれはデバフを無効にすることによって、相手からの影響をシャットアウトできるのが本質的な強さです。

 つまり技能による被ダメ軽減や、交戦時技能による防御アップと組み合わせる事で真価を発揮します。趙雲は戦法でもデバフ解除を備えているのでちょっと特別ですけどね。

 

 つまり組み合わせが大事って事です。

 戦法が早く発動するから強いのではなく。戦法を早く発動させられるから○○できる、て感じだから強いんです。説明難しいですけど、そんな感じです。

 伝わってくれ!

 最後まで読んでくれてありがとう!

 

この記事を書いた人 basuma

はじめまして!刺史サーバー6にてプレイ中のバスマ!と申します。編成や戦術を考えるのが好きで、プレイ中に気になったことや普段考えていることなんかを記事にできたらと思います。良かったら感想下さいね!

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