【三国志覇道】少しだけ編成について考え方を整理する

 ちょっと編成について物言いがあります!

 と言うのも、なんか最近近くの人たちの武将評価を聞いていると、なんかいろんな編成がごっちゃになってる気がしております。

 駐屯で強い = 自都市駐屯で強い ではありません。

 攻撃で強い = 飛ばしが早い ではありません。

 攻撃には攻撃場面の想定があるし、防御には防御タイミングの想定があります。これはマジ。

 野菜切るのに牛刀使いますか? 普通の包丁でも野菜の皮は剝けますけど、ピーラー使った方が楽じゃないですか? 使用するタイミングを選ぶ、要するに武将の選定ってのはそう言う事です。人間の手が2本しかない以上、3本目の手があったら使いやすいのに! みたいな想定も意味ないです。

 

敵を知り己を知れば、て話

 20秒に駐屯時戦法ゲージ増加付けてるから先制できる! とかって甘い事考えてませんか? そう思ってるなら、それは想定の時点で間違ってます。

 

 まずそもそもの話なんですけど、自分の都市を飛ばしに来る、てどんな相手が攻めてきてると思いますか?

 この想定レベルをどうするか迷ったのですが、飛ばししてくるなら最低限これぐらいにはしているだろう、て筆者が考える都市を攻めてくる部隊の先行部隊がこれになります。ステータスも良い感じに調整しました。

 戦法の発動順番は 張飛 → 趙雲

 張飛も趙雲も燕人2の技能で、出陣時戦法ゲージ増加が30%。更に勇往陣で2.5%の増加があります。増加分の合計は32.5%。敏活1なのでほぼ誤差ですが、戦法速度基本は13.23秒

 そして張飛に関しては、呂布の飛将2で更に15%上昇の47.5%。敏活も4まで盛っておりますので、張飛の戦法発動速度は9.54秒

 夏侯淵のゲージ吸収が刺さったと仮定して、張飛が11.54秒で戦法を発動し、その後に張飛のバフを貰った趙雲が15.23秒で戦法を発動する。イメージ的にはこんな感じです。

 つまり飛ばしを先制デバフや撃破などによって防ごうと思った場合、夏侯淵が刺さらないのであれば13秒に。刺さった場合でも15秒に。それぞれ先制出来なければならない、て事になります。そこから色々と条件を考えていきます。

 

自都市駐屯で強いと、駐屯編成で強い、は別物

 まず駐屯編成って、基本的にフリーの6部隊を駐屯仕様で運用できている、て事があります。

 そして自都市駐屯は、攻城戦や攻撃編成などで余った、もしくは攻撃に割り振れる武将ではない別枠の武将で組まれた武将になります。

 9部隊のうち、基本的に強いのは自由に動かせる6部隊です。

 つまり自都市駐屯は、9部隊のうち攻撃に6部隊を運用している状態での3部隊。駐屯編成は9部隊の内、防衛に本腰を入れてる6部隊っていうように、そもそも前提の条件がかなり違うんです。

 まあ要するに何が言いたいのかと言うと、自都市駐屯で強いと、駐屯編成で強いは、似ているようで別物って話です。性質は似ているというか、求めている理想論の姿は同じなんですけど、攻めも含めて9部隊で組む必要があるのか、守りメインに6部隊を考えれば良いのか、て条件は本当にかなり違います。これがあるから、もはや別物って言えるレベル。絶対敏活武将の取り合いになってますよ。

 

 例えばヤン。

 ヤンは確かに強いですが、ヤンの戦法弱化は素の命中率が50%しかありません。そして部隊の好相性の武将の数×10%、戦法弱化の命中率が上がります。本人は相性良いので、実質60%保証です。そして6部隊って広範囲ってのもあるので、基本的に命中率は100%が好ましいです。どう低く見積もっても80%はキープしたい。つまり好相性を本人含めて3人は揃えろ、て意味です。あと最近のデバフ武将と違い、戦法にバフを備えていないので素の知力を高くしてやらないと相手の知力部隊にデバフが入らない可能性はかなり高い。ここもネック。

 また戦法弱化は先に打たなければ明確に意味がないので、後打ちになった時点でヤンはかなり弱くなる。戦法弱化は、あくまでも発動したバフをミスさせる、てものです。なので後打ちになった場合、既に発動しているバフは消えない、て性質があります。フレデリカと組ませたら良いのですけど、そうすると敏活の詰み込みが減るし、結局フレデリカ待ちの運ゲーになる。

 なので実用性を考えれば、以下に近い編成になる。好相性武将で固めているので、2人までなら高相性武将以外への入れ替えも許容できる。

 そしてこれだが、LR法正が居ればもう少し編成を捻る事は可能(まあ、筆者は法正持ってないんですけど…)

 そして戦法だが、これで発動は14.28秒。要するに何が言いたいのかと言うと、飛ばしに来るであろう趙雲よりも遅い。しかしこれをLR法正+侍従皇甫嵩(圧倒3)+敏活5で組み合わせると、12.18秒まで発動時間の短縮が可能。内訳は法正10%、圧倒15%、陣形効果2.5%(仮) 更に虎マントのUR化+星が伸びているなら更なる短縮にも手がかかる。知力がもう少し高ければ、12秒の壁も突破可能。

 ヤンは強いのだが、要するにこの相性値の敏活を持ってくることができるのか、てのが結構な問題。LR龐統にしろSSR盧植にしろ、その武将攻めで使ってね? みたいな事になりがち。てか、私の想定ではかなりの確率でそうなる。

 要するにこれがヤンの抱えている、駐屯編成では強いが、自都市駐屯で運用できない可能性がある問題の根本。前回記事ではモチベ低かったので、この辺の説明をしてませんでした。これがあるから、基本的にヤンは、攻めでガンガンに使って行けるラインハルトに対して一歩譲る、て思ってます。確かに戦法は強いんですけど、運用のハードルが高いんですよ。

 あと相性が良くないと戦法弱化の命中率が高く出来ない、てのが本当に厄介でして。これってヤンの侍従にUR徐庶などをセットして魏武将を引っ張ってきても、相性値は蜀が基本なので好相性判定にはならない、てのはかなりのミソ。なのでとにかく編成を選ぶ。

 

 ちょっと話逸れますけど、ついでなのでラインハルトも少し解説。

 ヤンに対してラインハルトは自己で完結した広範囲多種バッファーであり、おまけで結構なダメージの戦法を飛ばせる。知力武力両方が上がるので、場合によっては攻撃力が上がるのを利用して知力武将で趙雲のバフを解除したり(趙雲は低攻撃力からバフ解除や強化無効を受け付けない)、夏侯淵のような武力型デバッファーのデバフ命中率を上げたりできます(知力差があるとデバフが入らないが、体感知力が1800~2200ぐらいあればデバフが入る、て意味での実用性はある。勿論知力部隊には入らないのだが、最近はそもそも廃人の知力部隊は知力高すぎて、デバフを備えた知力系武将でも、知力バフが無いとデバフ入らないことが普通にある)

 戦法威力や通常攻撃威力も上がるので、対物が少ないってのもある程度カバーできる。通常攻撃の上昇率がかなり優秀。勿論建物破壊をガッツリ意識するなら、ここに対物や攻撃速度、会心発生っていう、ラインハルトではカバーできない別軸のバフを混ぜて運用してこそではあるんですけど、そもそもの話として多種バフを備えたバッファーって使いやすいんですよ。それが戦法ダメージまで持ってる訳なので、まあ弱い訳が無いよね、てやつです。

 

 そしてモチベが高いので続けて紹介。では、自都市駐屯で筆者が強いと思うのは何か、て話。

 

 例えばLR賈詡

 知力が2500あると仮定して、4部隊相性が良いで仮定。

 魏延で15%、陣形効果で2.5%、曹丕で8%の、合計25.5%上昇。

 これだけで14.9秒。発動タイミングはほぼ変わらない。

 ヤンとの最大の違いは、この編成に敏活を必要としない点。また先制同士討ちが入ればそれでいいのだが、ヤンの戦法弱化と違い、同士討ちであれば後打ちになっても通常攻撃を封じる事が可能なので、戦法発動さえする事が出来れば後打ちになっても意味がある、という点が非常に大きい。

 また深謀5にすることで、同士討ちが18.45秒入る。これはこの編成の話ではないが、敏活次第ではあるものの、同士討ちを弾くギミックがなければずっと俺のターンが可能って事。要するに、編成次第では後打ちになったとしても、生き残って戦法発動まで持っていく事が出来るなら、死にかけたまま捲り勝てる可能性がある、て事。相手次第ですけど。

 敏活5で戦法発動速度は17.39秒。加えて深謀5なら、同士討ちの効果時間は18.25秒。こうなるとずっと俺のターン! 筆者が先月LR賈詡を進めていたのは、これがあるから、比較的誰でも組みやすく、趙雲対策として完成してると思ってます。

 

 第二対抗馬は名宝2種持ち司馬懿

 こいつは駐屯時に強力な敏活効果を持つ。好相性で揃えた場合、25%上昇。

 駐屯時戦法ゲージ増加を組み合わせる事で、無理なく運用が可能。

 鍾会の15%上昇に加え、司馬懿敏活25%で、戦法の発動速度は13.6秒

 こうして比較すると、実はそこそこ自由に組んだ司馬懿がかなり早いのが分かります。比較として総括すると、

 ①そもそも編成のハードルが高い代わりに、先制殲滅を兼ねた最高クラスのデバフを最高範囲に叩き込めるヤン。弓兵なので武装錬磨で南蛮も組み入れやすい。しかし後打ちになった時点で、ヤンの戦法の意味はほぼなくなっている。とにかく条件が揃えば強いの典型。

 ②編成のハードルが比較的低く、編成次第では後打ちからでも捲り勝てる可能性が残せる賈詡。歩兵兵科なため、武装錬磨での南蛮も組み入れやすい。これには、最速の趙雲さえ都市が落ちないように耐えられたならば、そのまま捲り勝てる、て意味とほぼイコール。個人的には大多数にとってはこれがデカイ。

 ③編成の自由度が高い代わりに、ガチの最速でこそないものの低い部隊運用ハードルでかなりの高速域で行動を約束してくれている司馬懿。しかし騎兵の南蛮武装は象であるため、南蛮を組み入れることが難しいので先打ちされると落ちやすい。今の自都市駐屯の場合、この落ちやすい、は結構なネックになりうる。

 こんな感じで全て差別化されていると思っています。もう少し踏み込んで言えば、攻めの武将で何を使っているから、自都市でどの編成が組めないとか。逆に自都市でこの編成が使いたいから、攻めの武将はこれを削ってやるって必要が出てくるなと。

 そしてここからが大事な想定の話なのですが、ここまでしても夏侯淵のゲージ吸収が刺さらなかった場合、張飛からの趙雲って流れが完成する13.23秒よりは遅いんですよ。辛うじて司馬懿が13.6秒なので、12~14秒の速度帯である司馬懿でようやく五分五分の勝負って事です。14秒より後ろの武将は、基本的に趙雲から攻撃を受ける可能性がある、て想定です。

 勿論、夏侯淵のゲージ吸収が刺されば趙雲は15.23秒となり、そうなるとここで上げたどの編成でも先制可能ではあります。

 

自都市駐屯の再考を真剣に考えた方が良い

 敵を殲滅しなければなりませんので、結局火力役にどうやって繋げるのか、が大事です。

 ヤンで戦法を弱化させて、後続に繋いでも良いです。

 司馬懿でそこそこの速度域を意識しても良いです。

 都市固くなったのを加味して、賈詡ってのも勿論ありです。

 そして上記の張飛と趙雲程度を防げない程度の駐屯しか組めないのであれば、素直に典韋の逆襲を固定枠として、UR孟獲、UR祝融、UR魏延などを組み合わせて生き残ってからの撃滅を狙った方が良いです。これらが雑に敵の部隊を2、3部隊消し飛ばしてくれるだけで、都市はかなり落ちなくなります。筆者はこれらで雑に反撃したら、裸のままでも60秒超えるぐらいは普通に耐えました。相手の連鎖も悪かったんでしょうが。

 

自分が同時に組む事とが出来る編成で、手軽に想定は可能

 私は編成オタクですので、こういうのが好きで覇道をやってます。仲間が居たら個チャ欲しいですw お話を希望!

 とにかくですが、自分が張飛+趙雲+αの最速組を攻撃させようとします。その部隊と同時に3部隊(自都市駐屯)を組みます。この自都市駐屯3部隊を、自分が組んだ張飛+趙雲+αが抜けると思ったら、あなたの都市駐屯編成は同格に抜かれる都市駐屯編成って事です。

 逆に言えば、貴方の攻撃編成は、同格であれば抜ける編成って事でもあります。この戦力比率をどうやって割り振っていくのか、が楽しいです。ちなみにこれ、筆者ぐらい足りてないから楽しいです。強すぎる人は戦力割り振りを難しく考えなくても、素の状態で受けた後に戦法飛ばして全部吹っ飛ばせる無双ができるので。

 まあ要するに攻めならある程度の勝てるとか、守りならある程度の格下からも飛ばされるとか、その辺のぼんやりとした、自分から見たある程度の格上格下の水準はこれで大体想定できますよ、て話です。

 

 最後まで読んでくれてありがとう!

 

サイト管理者はAynumosirです

個別の連絡はこちらまで

この記事を書いた人 basuma

はじめまして!刺史サーバー6にてプレイ中のバスマ!と申します。編成や戦術を考えるのが好きで、プレイ中に気になったことや普段考えていることなんかを記事にできたらと思います。良かったら感想下さいね!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *