早いもので研究に特化戦術の分類が追加されてから、結構時間が経ちました。実装されたのは2023年10月のアップデートなので、ざっくり5か月前です。
正直どれを選んでいても好みと言えばそれまでのレベルでしかなかったのですが、LR趙雲の実装もあり環境は激変しております。その辺も含めて、進めるべき研究について筆者の独断と偏見で考えていこうと思います。基本的にその研究を専攻していなければ獲得できない研究で語っております。そのためとりあえずの大前提として、序論の研究は最大まで進めておくべきってのはオススメしておきます。
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都市運営について
内政向きの都市開発、駐屯を強化する都市軍備、自都市を固くする都市防衛。この3つです。
正直どれが人気なのか全く分からないのですけど、体感の話ならよく見るのは都市防衛な気がします。都市殴ったら緊急都市防衛のバリア発動してますし。ちなみに筆者おススメは都市開発です。
まず都市開発ですが、他の都市運営研究との大きな違いを上げると兵舎速度と兵士収容がある事です。また資源生産上限の研究もあります。
これらの事から何が言えるかと言うと、攻城戦の負担が小さいって事です。
攻城開始時点での兵士の総数が多い事、また兵舎速度が高い事によって兵事短縮が少しでも少なく済む事。こういうのって回数が少ないと誤差みたいなものなんですけど、高頻度で攻城戦をしていると、この誤差みたいなものが効いて来ます。資源生産上限が多いのも、資源を受け取らずに攻城を行い、ある程度資源が減って来たタイミングで受け取る事で疑似的な倉庫の積み増しができます。これも誤差のようなものなのですけど、やはり回数を重ねると案外馬鹿に出来ない継戦能力の差となってくるものです。そもそもの話として、三國志覇道って24時間サーバーが動いており、ゲームを触っていない時も何かが行われているので、ある程度放置ゲームとしての要素も併せ持っていると思っています。なので放置している時の差をつける、て考えも出来ます。
とにかく、攻城戦から農民まで幅広く活躍できる研究です。周りの環境に左右されにくい研究だと確信じていますので、自信を持ってオススメします。
次に都市軍備ですが、これも割とオススメ度高く、対人を意識するならこれ一択かなとすら思います。
これは基本的に駐屯部隊の性能を上げてくれるのですが、実はこれがかなり重要。と言うのも、都市軍備の研究で出ている駐屯強化って色々と数字が小さく見えると思うんですけど、実際にはかなり効いてるからです。
例に出すと、青兵法書でアップするステータスってざっくり2割です。パーセントに直すと20%。そしてこの20%で、突破できる部隊の質や量が劇的に変わります。これを対〇兵防御や駐屯時攻撃アップ、要するに多種ステータスに跨って能力を上げてくれ、かつ絶対に腐る事のない連鎖率アップまで備えている訳なので、実際の駐屯時の戦闘能力は数値以上に変わります。
また拠点駐屯で支城や拠点の被害を軽減する事も可能なので、この研究を専攻している人が居るのか居ないのか、で防衛能力はかなり変わってきます。またLR趙雲に直タゲで狙われたら駐屯意味ないとは思いますが、それはあくまで君主都市が飛ぶ、て意味です。攻城戦での要所攻防や本丸駐屯では、何だかんだで防衛時の戦闘能力はかなり重要な要素です。
駐屯機動って研究も、駐屯するまでの機動力しか上がらないので意味ないように感じますが、白線から本丸に素早く駆け付ける事が出来る、てのが実はかなり重要な要素です。後駐屯になるのか先駐屯になるのか、をタッチの差で覆せる可能性ありますからね。ギリギリの戦いになればなるほど効いて来ます。
また自都市も含め、都市駐屯が強くなるって事は直タゲ編成をキチンと組んでいる、もしくは駐屯を突破できるレベルの人間以外を弾けるようになる、て事です。攻撃性能はインフレ進み過ぎて飽和してるので、都市軍備を上げる事でこの辺の戦闘能力に差が出ます。
実際問題、現環境では幾ら都市が硬くなっても趙雲の2巡目には耐えられない可能性が高い以上、都市を幾ら固くしても硬い棺桶状態です。援軍の無い籠城でイメージできます。なので多少都市を柔らかくしたとしても、外に出て撃退できるかもしれない、の方向性を少しでも伸ばしていく必要が出てくると思います。その要素を伸ばせるのが都市軍備です。
最後に都市防衛ですが、正直筆者的にはこれが一番不要です。
自都市駐屯が無い時代が全盛期の研究で、これの有無で都市が落とされるか落とされないのかが変わってました。軍団単位で、この研究レベルが高い方が硬くて飛ばしにくいため結果的に強い、とすら言えるレベルで強力な研究だったと思います。しかし今は使い難いです。
と言うのも、これって極論すれば都市が硬くなるだけの研究です。資源保護量が増えたり城壁修復資源が減ったりしますが、倉庫いっぱいまで溜め込んだ資源が0になるまで戦闘する事って最近ではそこまでありません。それに実は、攻城戦でどのタイミングで資源食ってるのかて、実は兵器の修理なんです。城壁の補修じゃありません。冷静になって考えると分かるんですけど、仮に倉庫での資源保護上限を360万とします。城壁の修理に20万かかるとします。てことは、そのレベルで倉庫レベルが低く、城壁レベルが高いと仮定しても、1回の攻城で18回飛ばされないと城壁の修理だけで資源ってカラにならないんですよ。少なくとも1回の攻城戦で城壁修復資源の有無で何かが変わる、てのは正直あんまりないと思ってます。
とは言え、都市軍備は弱いのか、と言われると絶対にそんな事ないです。
と言うのも、ある程度の強さの人の城ってマジで硬いんですよ。自都市駐屯部隊も強いですから、都市防衛で硬くした人のそこそこ強い自都市駐屯付きってホントに抜けないです。それに雑でも良いから6部隊の駐屯がプラスされたらホントに落ちなくなります。結局連鎖とステータス次第ってのはあるんですけど、廃人がこの研究を進めれば、ある程度の格下からの攻撃は全部弾く事が出来るようになるのは間違いないです。ただ都市防衛の項目で述べましたが、それを含めてもLR趙雲全盛期の昨今であれば、そもそも城壁で攻撃を耐えるって概念自体がかなり下火なので、都市軍備の方が強いとは思ってます。筆者的にはですけど。
部隊運用について
これは研究についてはぶっちゃけ好みの部分が大半なので、特に書く事ないですね。
歩兵術、弓兵術、騎兵術があります。
名前の通りの兵科が強くなるので、使いたいと思う兵科の研究を上げましょう。
こだわりがないのであれば、歩兵術か弓兵術がお勧めです。騎兵と機動力を揃えやすいので。筆者的には歩兵術がオススメ。輸送量が上がるので、攻城戦していない時も割と使えますから。
ただLR趙雲が実装され、再び騎馬単、もしくは騎馬の時代が来ているような気もします。LR張飛、LR趙雲まで確定として、LR孫堅だったり名宝2種持ち孫策だったり、UR董卓を副将に据えられるUR華雄だったり、対物破壊能力の高いUR馬騰や様々な副将が選択肢に入るUR劉備だったり、20秒騎兵で揃えられるUR曹丕だったりと、3部隊での突破や都市飛ばしが現実的に可能になっている気がします。廃人の爆速騎兵は冗談とかではなく、本当にビビるレベルで強いし速い。
騎兵3部隊での飛ばしや突破を行うなら、他の3部隊に何させるのか、も合わせて考えていきたい所。駐屯に特化させて本丸守らせたり、自分の都市を守らせたりするのか。もしくは周りの人を守るのか。自分や周りの都市を守るのであれば、出撃時戦法ゲージ増加を活用しやすいので意外なほど活躍してくるってのはあると思います。
LR趙雲を攻めで使わず守りで使うのも抵抗あるかもしれませんが、最強趙雲が都市を守ってくれる安心感は凄いものがあります。手持ちや研究などで機動調整などが上手くいかない場合は、こういう編成や戦略方針も意外に選択肢に入ってくる気がします。お好みでどうぞ。
特化戦術について
君主相対からですが、筆者的にはそこそこオススメです。
これって基本的に飛ばし専門の戦術ですね。特化戦術だからある意味、それしかできないってのが当たり前なんですけど、意外にも使える研究がちらほらと。
個人的な目玉は逆境戦術と部隊暗転。そして急襲部隊。逆境戦術はそもそも強力な研究で対人での戦闘、てのを考慮すれば使えないって場面が想像できないレベルで有用な研究。LR呂尚やLR呂布の常時有利化もあったが、LR趙雲も有利化バフを備えているので、想定としての非常に恩恵は大きい。
部隊暗転は飛ばしでの継戦能力を上げてくれるのはポイント高いです。急襲部隊の研究ですけど、実はこれ、直タゲに限定されていないんですよね。君主都市を攻撃している時に効果が発動するので、知らず知らずのうちに機動力を参照するLR夏侯淵のバフである瞬影、UR公孫瓚の技能や、UR烏桓名宝なんかの技能で案外お世話になっている可能性はあります。
他は基本的に都市を固くする研究が揃ってますが、目玉っぽく見える都市要塞化は、次に述べる要地攻防でも獲得可能な研究。なので、ガンガン君主都市を攻めるプレイヤーが最大限の恩恵を受ける研究だと考えています。攻められる側として見れば、特筆する程の強力な研究って訳ではないのは念頭に置くべきだと考えています。
要地攻防は評価の難しい研究だと考えています。強いけど、考え無しに使ってもほぼ意味がない。そんな感じの使い難い部類の研究だと思っています。
と言うのもこれ、基本的に移動中の被害を軽減する研究なんですよ。要地攻防の中で、戦闘中の部隊被害を軽減してくる研究は実は一つしか無いんです。それが警戒態勢です。そしてこの警戒態勢、後述する君主護衛でも取得できます。つまりこの要地攻防は、基本的に移動中の被害を軽減しつつ、戦闘状態になってもそこそこ固くなっている、てものなんです。そして、君主相対と並ぶほどに自都市を固くすることも得意な研究って側面も備えています。耐久力を上げる系の研究が多いのもあるんですが、都市駐屯の研究で、疑似的に都市も硬くなりますから。
とにかく要地攻防のコンセプトとしては、戦闘中も非戦闘中も含めて固くなる事で駐屯を強くしつつ、自都市も硬くすることで落とされにくくなる、てイメージ。
ちなみに非戦闘状態でのダメージを軽減する、てのは割と重要。実は駐屯中の部隊は非戦闘状態だし、後出ししたら非戦闘状態(非接触状態)で巻き込まれるってのは結構ありますし。つまり要地攻防って研究は、基本的に後駐屯で果敢に要所や都市を守りに行くスタンスを取るプレイヤーに最大限の恩恵を与えてくれる研究って考えています。先駐屯しかしないなら、この研究取る意義はあんまりありません。
ただ攻城戦で飛ばしをしない、頻度として飛ばしが少ないのであれば、君主相対よりは相対的に恩恵が大きい筈です。
君主護衛が筆者的には一番オススメ。
他の特化戦術に比べて、この研究でなければできない、て事が多いのがオススメする理由です。
まず他人の都市に駐屯した際に戦法ゲージが貯まる、迎撃準備を備えているのがかなりデカイ。自分には恩恵ないですけど。
次に特化戦術の中で唯一部隊機動を上げる事が出来る。機動力って誤差みたいなものなんですけど、その誤差が積み重なって馬鹿に出来ない事になります。部隊を直タゲされても、機動力に差があれば道中は無視できますし。そして木牛強化で輸送力も上がりますし、兵器の修理費も若干ですけど安くなります。これらの要素は都市開発で述べた様に継戦能力が上がるので、普段使いするならこれ一択だと思ってます。また趙雲の登場によって無意味になっちゃった感はあるんですけど、鼓車を3部隊に発動可能っていう研究も備えています。
そんな感じで良い部分ばかりを述べましたが、これもこれでデメリットがあります。
というのも君主護衛って、基本的に戦闘面における自分に対する恩恵ってのが非常に薄いんです。君主相対や要地攻防では、何だかんだで自分の都市が硬くなる、て恩恵は受ける事が出来ました。その恩恵ありきのプラスとして、都市への攻撃性能を高めたり、駐屯って行為そのものへの防御性能を高めたりできたわけです。
しかし君主護衛にその恩恵はないです。兵器性能を上げる事は、そこに組み込まれていた都市耐久の恩恵を得られない事とイコールです。木牛強化も、採取ではなく探索がメインの人であれば恩恵薄いですし、鼓車もLR趙雲が登場して暴れているので、ぶっちゃけ意味なくなってますしね。兵器の耐久力じゃ、部隊は生き残っても兵器は生き残れないです。
なのでそこそこのアクティブさの人が、そこそこに遊んでいくのであれば非常に有用な研究だと思っていますが、戦闘面での恩恵が少ないため、色々と半端さを感じる部分も出てくるとは思います。
研究の組み合わせについて
ぶっちゃけ好みであるのですけど、一応組み合わせも考察しておきます。部隊運用はお好みでお願いします。これはホントに、手持ちや編成次第としか言えないので。
都市開発+君主護衛
農民能力を上げる事によって、継戦能力を上げる事を目的にした組み合わせです。筆者的にはこだわりがないならこれ、て組み合わせ。
連戦が当たり前の三國志覇道の世界では、内政が強いって事が結果的に戦闘能力の高さに直結してくる部分はどうしてもあります。そもそもある程度の自分が強くなっている、て感覚がないとモチベも保てないですし。そう言う意味で農民能力を上げるってのは案外重要だと思ってますし、意外と馬鹿に出来ないとも思ってます。
そしてこの組み合わせって、色々と触っているからこそ痒い所に手が届きやすいです。ただ研究による戦闘能力の向上が無いって性質上、戦闘面ではどうしても中途半端になりがちです。戦闘でも活躍したければ、環境に合わせた編成を用意する事や部隊強化もきちんと行っていくべきだと思っています。
都市軍備+要地攻防
駐屯能力を強化する事により、対部隊能力を向上させる組み合わせ。筆者的には対人するならこれ、て組み合わせです。
基本的に対人って部隊と部隊のぶつかり合いです。現在の環境を考えると、駐屯を強くするって事が一番対人を意識してるって事になります。と言うのも攻城戦の飛ばしって対人って性質的には奇襲なんですよ。奇襲レベルの動きなら、君主相対で無くても成功させられます。少し踏み込めば飛ばしは本質的に守りが薄い部分を食い破るのが目的であって、ガッツリ守ってる所を荒らすのは飛ばしと言うより突破の域になります。要するに複数人で何とかする話って事です。
ちょっと話が逸れましたけど、要するに攻城戦や野戦などの、純粋な意味での人と人のぶつかり合いであれば、絶対に駐屯って必要だと思ってます。つまり壊滅すると分かっていても、後駐屯で部隊を投げる必要がある場面も確実にあるって事です。駐屯機動によって後駐屯を先駐屯にできるかもしれない。そうなれば駐屯の被害を減らす事が出来る。加えて言えば、実際に戦闘になった際にはキチンと部隊を強化もしてくれる。
都市軍備+君主相対
君主相対による飛ばしの恩恵を得る事で、攻めと守りを両立する組み合わせ。要地攻防を君主相対に変更する事で、恩恵を若干変更した。基本は強襲部隊による機動力の上昇と、逆境戦術による不利兵科からのダメージ軽減をメインに部隊を組み立てたい。
強襲部隊は編成によっては部隊機動がばらける可能性もあるので、その部分だけは注意したい。基本の構成骨子は要地攻防と同じと思って問題ない。
最後まで読んでくれてありがとう!