【三國志覇道】会心型武将と戦法型武将では目指す場所が違う

 LR太史慈の話をしようと思ったのですが、ついでなのでここから記事にしようかなと思います。

 まず戦法型がとか、会心型はって話をする前に、強いとか弱いとかではなく、攻城戦と飛ばしで求められる能力が全く違うって大前提があります。順番に説明します。

 

1. 君主都市とフィールド都市や要所では防御力と耐久力が全く違う。

 具体的に言いますと、私がプレイする新11鯖+12鯖では、S都市の城壁防御力や要所防御力は1730(これはS都市に限った話じゃないですけど)あります。

 また要所は兵科毎によるダメ減衰も備えており、耐久40万と言われても実際にはもっと固く感じるものです。フィニッシャーが苦手兵科なら与ダメ1/4ですからマジで硬く感じます。

 こうなると体感ではA拠点に相当ないし凌駕する固さであり、これを戦法1ループで落とせ、と言われるとやれる人とやれない人がはっきり分かれると思います。やれる人は駐屯ガチガチにしてるS拠点でも落としちゃいますけど、やれない人はそこそこ強い人が後駐屯したA拠点も落とせないです。ちなみに、私は落とせない側の人間です。

 君主都市を比較してみましょう。

 君主都市の城壁防御力は、まあ1100~1400ぐらいが多いんじゃないかな、と思ってます。耐久値も16万~19万ぐらいが多い気がします。そして兵科によるダメ減衰はありません。

 こうして比較したら気付くんですけど、君主都市って柔らかくないですか? 勿論、要所は複数人で攻めてるって前提があるのですけど。

 

2. 更に踏み込んで比較する

 結論を先に言えば、要するに君主都市と要所ではオーバーキルの基準がまったく違います。

 攻城戦では常に複数人で要所を攻撃できるのか、と言われるとできないです。隙を付いて要所を単独やそれに近い人数で取りに行ったり、仲間が飛ばされて一人になっても要所を攻撃しなければならない場面が確実にあります。

 であれば突き詰めて言ってしまえば、結局の所、攻城戦で求められるのは大前提として対物破壊能力って事です。よく対物積みすぎとか、もっと部隊を意識してと言われます。それも事実ですけど、攻城するならやはりある程度は対物を積みたいです。

 そもそも速攻が強いゲームシステムでもあるわけですし、こと攻城戦において言えば対物能力の積みすぎってのは起こりません。これはちょっとばかり極端な言い方になりますけど、40秒で対物に60~80万を安定して与えられる人だけが、攻城戦での対物過剰を引き起こしている可能性があります。

 比較すると君主都市の耐久は低いです。防御力も低いです。しかし、代わりにがっつり守るつもりなので、基本的に複数の駐屯部隊が居るわけです。そいつらを突破しないと都市にダメージが与えられないから、対物能力を削って先打ち性能を上げたりするわけです。

 飛ばしであれば、40秒で20万与えられるなら十分オーバーキルです。

 つまり対物バフがなくてもオーバーキルを引き起こす可能性がある君主都市と、対物バフがあってもオーバーキルを起こしにくい要所って風に、仕様の時点で差別化されているわけです。

 かつて存在した、無人飛ばし編成。

 そこに対部隊性能を加えて、対物能力を削ったものが攻城戦編成。そこから更に対物能力を削り、先うち能力も加えたものが飛ばし編成です。

 ここから分かるのは、攻城戦で要所を落とすために求められている能力と、都市を飛ばすために求められている能力が別物である、て事です。

 

3. 戦法型は短距離走者、会心型は長距離走者

 LR太史慈や李信のような会心攻撃型は、本来的には時間をかけて大ダメージを出すことを得意としている武将な訳です。

 瞬間火力の話をすれば、攻撃or知力のバフして戦法飛ばすのが強いなんて分かってます。でも攻城戦ではその戦法で落とせない固さの要所を落とすのが目的な訳で、それを落とすために、戦法攻撃の後に控えている通常攻撃で目標を落としきらなければいけなくなるわけです。

 20秒で2万の戦法ダメージを与えて、その後10秒で1.6万ダメージを与えるなら、30秒のダメージは3.6万です。これが戦法型編成。

 20秒で戦法ダメージを与えられない代わりに、その後の10秒で4万~6万ぐらいを狙いに行き、30秒かけて最大ダメージを高く稼ぐのが会心編成です。

 要するに大前提として戦法型部隊を殲滅するのに適しており、会心型は建物を破壊する事に適している訳です。なんか両方こなせるUR馬超のような存在が暴れていたり、名宝2種孫策などがワンパンで都市吹き飛ばしたりしていたから錯覚を起こしそうになりますが、戦法攻撃型と会心攻撃型はは目的が違うわけです。

 そして現環境の事を語ると、会心編成だと戦法の後の10秒間に後打ちされた(こちらが戦法攻撃型であれば殲滅できていたかもしれない)敵の戦法に引っ掛かり壊滅してしまうから弱い、となっている訳です。

4. 大事なのはバランス

 

 以前に、UR曹仁のような防御型武将は飛ばしでは使えるけど、攻城編成では使い難いと言いました。LR太史慈と言うか、会心攻撃型は逆の事が言えます。飛ばしではかなり使い難いですけど、都市に大ダメージが狙えるので攻城戦だと非常に使い易いです。

 あとはその人の戦闘理論と育成状況、好みで編成が決まります。

 結局理屈をこねまわしても、やられたら終わりだから先打ち戦法と殲滅を多めにして、60秒ぐらいかかっても良いから敵部隊を踏み均して要所を梯子をしていくのが良いのか。

 それとも駐屯部隊何て気にせず、対物と会心と攻撃速度マシマシにして一瞬の隙を突いて要所を取り返すのが良いのか(やり過ぎると、折角確保した要所の防衛で躓くかもですけど)

 要するに君主都市に20万与えられる編成だからって対物積まなかったら要所で止まるかもしれないし、要所を30秒で落とせる編成だからって対部隊を意識しないとその破壊力は生かせませんよ、って事です。

 まあこの辺の特化型の人も含めて、攻城での攻撃ルートとかを決めたりしてる軍団なんかは強いのかもしれないですけど。色々と難しく、迷う事が多いです。

 つまり何が言いたいのかと言うと、LR太史慈は確かに微妙に見えるけど、ホントに微妙なのかどうかは分からないし、これを弱いと言ってしまえば攻城戦で建物破壊能力足りなくなるかもしれませんよ、って事です。

 

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この記事を書いた人 basuma

はじめまして!刺史サーバー6にてプレイ中のバスマ!と申します。編成や戦術を考えるのが好きで、プレイ中に気になったことや普段考えていることなんかを記事にできたらと思います。良かったら感想下さいね!

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