LR第4弾は太史慈と貂蝉。
ここに来てかなりピーキーな性能と言うか、確実に使い手と編成を選ぶ武将になった感じがします。多分、使いこなせない人が多数になると思われ。私も使いこなせる自信ないです。特に太史慈。貂蝉は一見すると使い易く見える気もするんですが、LRの入手難易度を考えると安易におススメはし難い。育成状態と運用方法によってはUR貂蝉の方がよい場合もありそうだな、ってのが感想です。
正直今回LR武将は安直に取れば後悔する可能性があったり、逆に印象だけでスルーしたら後悔する可能性があったりだと思います。基本的にLRは強いので1人は取っとけと言いたい気もしますが、スルーもありだと思います。
そんな感じで正直どうなるか全く予想が付かないので、今回の武将紹介はかなりのガチめ行きます。何時ものような、一風変わった編成ではない真面目な編成も紹介しておきますので、入手するかしないかの参考にしてくれるとありがたいです。
UR陳宮とUR王平については次回解説します。とりあえず陳宮は強いと思います。LR張飛を完凸してる人が侍従に設定したら、唯一の頼みであった状態異常も弾けるようになるので危険な気がします。
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1. LR太史慈
まず20秒戦法。そして3部隊への会心発生25%と防御、会心威力を75%の10秒バフを備える。更にUR太史慈から引き続き、弓兵が対象である場合効果量が倍になる。そして会心発生率やバフの効果時間を考えると、これは実質弓専用バフと言い切っても言い過ぎではない感がある。
また本人が発展途上とでも言うかのように、星4、完凸と技能の進化っぷりが凄まじい。完凸まで育成を進めた場合、編成次第では破壊神になれるポテンシャルを秘めている。
その理由は新機軸のバフで、その名の通り通常攻撃の与ダメが50%アップする、という物を備えている。更にUR公孫瓚に実装され、以降お目にかからなかった穿撃も付与できる。この部分は強力。とは言え、そのままでは使いこなせない。とりあえず、完凸したらこの部分が自分のみから3部隊になる。
まず会心武将であるにも関わらず、攻撃速度が無いのはかなりのマイナスポイント。流石に今の環境であれば10秒バフとはいえ1度しか攻撃できない、という事はないだろうが、それでも3回は厳しいためどのみち感はある。また横バフでこそあるのだが、会心発生率が弓以外であれば25%しか盛れず非常に心もとない。自前での攻撃速度バフがないため、実質会心攻撃できる、というメリットが死んでいる。
しかし、よく見れば通常攻撃ダメアップのバフ、物理攻撃の通常攻撃ダメアップとの表記が無い。つまりこいつ、攻撃バフが無いので意図されたデザインの可能性があるのだが、何の無理もなく知力会心攻撃を範囲化でばら蒔けるのである。という訳で、とりあえず仮に以下での運用を想定しておく。
LR太史慈の侍従に完凸徐庶を選択する事で魏性を獲得。同時に通常攻撃の知力化も獲得。攻撃範囲については、完凸曹丕と名宝を持たせた夏侯淵で広域化。20秒なのを生かして周瑜と陸遜にバフを配る。敏活5周瑜→敏活4陸遜で殲滅を行い、建物とミリ残り組は自前の会心攻撃と範囲化された通常攻撃で薙ぎ払う。使用して攻撃速度が足りないの判断であれば、LR太史慈の副将を夏侯淵からチョウコウにしてみたり、周瑜と陸遜のどちらかの主将を陸抗に変更してしまうのもあり。陸抗と太史慈+周瑜or陸遜の方が安定感はあるかもしれない。周瑜を主将採用する場合、侍従には焚炎3にしたUR黄蓋を編入して火属性化バフを投げられるようにしておき、轟炎によるダメアップの安定感を上げておきたい。
組ませるなら攻撃速度と会心発生のバフがあり、しかも20秒戦法である陸抗がベストではあるのだが、陸抗の兵科が弓ではなく微妙に噛み合わない。流石に75%の会心威力を捨てるのは惜しいのだが、会心武将ではどう言い繕っても攻撃速度や会心発生が必要なのである程度は仕方ないと割り切りも必要になるかもしれない。
おそらくの話になるが、自前の通常攻撃のみでも3倍での防御無視攻撃。物理型で行くにしても知力型で行くにしても、ここからどう組み合わせていくのかが非常に重要になってくる。とりあえずここでは知力型で紹介したものの、普通にLR太史慈を物理型で運用しようとした場合、陸抗ポジとしての相方候補に挙がるのはUR劉備になる。陸抗と違い、25秒発動となっており発動間隔にズレがあるが、LR張飛など会心型の横バフの副将にセットできるのは追い風かも。しかし生半可に弓武将以外を組み合わせて使うと長所を潰してしまうし、張飛の副将に劉備を乗せてしまうと肝心の攻撃速度がリレーできない可能性を残してしまうため、物理型で運用するにしても、自分の編成や連鎖率などと相談して相方の選定は行いたい所です。
2. LR貂蝉
こちらも20秒戦法。戦法の内容は、攻撃バフ100%と戦法威力バフ50%。更に自部隊の通常攻撃の範囲を+1。そして15%の疑心と25%の確立で幻惑という畏怖のようなデバフを付与する。対象が男性武将であれば付与率3倍の75%である。やばいっすね!
そして三徳は魅力を攻撃、防御、知力に振り分けられるので部隊ステータスは非常に高くなる。しかしUR貂蝉時代にあった、高相性の際の連鎖率爆上がりを置き忘れている。自身が主将である時以外は、主将が男性と縛りこそ緩くなったものの、+1%の連鎖率しかない。しかも星4までは連鎖率増加はない。
完凸技能の煌天は疑心を30%に押し上げるというもので、これは最早事実上の連鎖不能に近い。更に主将か副将であれば、交戦時に攻撃バフ50%を発生させる。そしてこれは性質上、狼顧4司馬懿の副将でLR郭嘉が連鎖したら、疑心30%と幻惑が跳ね返って来るって事でもある。強いのだが、同時に相応のリスクも孕んでいる。
LRらしく統率が高く防御力に不安は少ない。また高い魅力を部隊ステータスに加算できるうえ、戦法も強力な横バフとデバフを兼ね備えながらも20秒戦法であると隙が無い。非常に強いように見えるしその通りではあるのだが、実はこれ、主将適正を得て完全体に形を変えたUR大喬に近い。
比較するとUR大喬は100%攻撃バフの代わりに無敵バリアを2枚備え、部隊ステータス上昇の代わりに敏活2を備えている。大喬には幻惑や疑心によるデバフ足止めがないものの、先に述べたようにそれらを跳ね返される心配がないとも取れるため、リスクを考えるとURとLRの性能差だと納得できるレベル。
また大喬は呉武将であるため20秒武将でも連鎖率がそこそこ維持出来るものの、貂蝉の相性は呂布・董卓組であり呉や魏からずれており、自身が主将の際に三徳で+5%してようやく並みの連鎖率になる。つまり逆の言い方をすれば、星4まで行けば呉と魏の武将を(おそらく)連鎖率30%前後で比較的好きに引っ張って来れるという事でもあると思われる。
完全に予想の話になるが、魏や呉との連鎖率はこれに近いと思われる。呉で30%はある、魏で30%はない程度と予想。主将運用するのであれば、人によっては副将にURやLRの太史慈が入ったり、華雄や徐晃や夏侯惇が入ったりすると思われる。
侍従にはUR夏侯淵でのデバフ範囲拡張や通常攻撃範囲拡張を取り入れる事や、鈴鳴3の甘寧を取り入れること。SSR組の敏活や遠射を取り込む事や、URの登場で席が無くなったSSR祝融も引っ張れる。また相性がずれている事を逆手に取り袁術を取り込む事も視野に入る。魅力を参照にするため使用できない武将が少なく、主将運用したいのか副将運用したいのかで引き出しを変えられるタイプ。主将でも副将でも広く運用可能なバフとデバフを備えているが故に、侍従や配置における選択肢がとても広い。呂布の副将一択! て訳ではないですから、この辺も加味して狙う人は狙ってみて下さい。
最後までよんでくれてありがとう!