毎度おなじみ、黄巾大討伐の時期になりました。
このイベントはざっくりと言えば、賊を撃破した際にランダムで出現する非常に耐久値の高い要塞を撃破するイベントです。イベント順位での報酬は大したものではないのですが、撃破ポイントで手に入る報酬が非常に美味しく、課金による有利はあるものの基本的には参加賞が美味しいイベントのためお祭り感があり、人気のあるイベントなのかなと思います。
この黄巾イベントなのですが、SSR公孫瓚を使用して要塞撃破するのが通例となっています。
そして今回の黄巾大討伐から、武将の相性値によって与ダメの倍率が増減する「幻術要塞」なるものが実装されました。
この幻術要塞ですが、チラホラとややこしい物を組み込むなよ、て声が聞こえてきます。とは言え基本的な考え方は幻術要塞もノーマル要塞も同じです。むしろこの幻術要塞、時間を延長できないって仕様なので、耐久値については非常にうまく調整されているように感じます。
もうイベントも終わってしまいますが、折角の機会なので次回以降に向けて戦法速度バフと対物破壊能力についての記事を作りたいなと思いました。ただ流石に無秩序にばら蒔くには惜しい情報なので、核心的な話は言葉少なめでの説明になります。
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1. 何故SSR公孫瓚が選ばれているのか
戦法速度を上昇させる事が出来るからだろう、てのはその通りです。
とは言え戦法速度を上昇させる事が出来る武将って、少ないですけど結構居ますし増えました。
自分以外に戦法速度バフを複数部隊に撒く事が出来る武将は、2023年8月27日現在の環境で、SSR鄧艾、SSR龐統、SSR馬良(天賦875の利権覚醒武将)と結構増えました。
SSR馬良は少し難しいにしても、SSR龐統はSSR公孫瓚と同じく常設ガチャから排出されるSSR武将ですし、SSR鄧艾は2部隊へのバフですが、何かしらのイベントの際に入手可能なので入手難易度はかなり低いです。
しかし使われているのは基本的にSSR公孫瓚です。これはSSR公孫瓚の戦法が「25秒間隔で発動」して「15秒間持続」し、「攻撃と戦法速度」の両方を上げられるからです。
SSR龐統の場合は「30秒間隔で発動」して「10秒間持続」し、「知力と戦法速度」が上がります。
SSR馬良の場合は「30秒間隔で発動」して「15秒間持続」し、「戦法速度と攻撃速度」が上がります。
攻撃速度の上限が低い事を考えるとSSR馬良はバフの意味が薄い上に戦法速度の上昇量が小さくループが安定せず、SSR龐統は知力バフを使いこなすために別のワンクッションが必要になってきます。勿論、みんなが同じように運用すれば公孫瓚に近い運用は可能です。
とは言え基本的に戦法速度ループを行うって目的を、皆が同じように行えるSSR公孫瓚は非常に適していると判断され、現在に至ってもSSR公孫瓚が使用されている訳です。多分。きっと。
2. SSR公孫瓚がエンジンなら、名宝や参軍は部品
1年ほど前の環境であれば、公孫瓚はエンジンでしかありませんでした。ダメージを出すために別の武将が必要であったりしたので、SSR袁紹を1(袁紹):4(公孫瓚)の割合で出しておけ、なんて時代もあったと思います。ダメージを稼ぐためにSSR公孫瓚の副将に馬超や関銀平を引っ張ていた事もありました。思い返せば色々と懐かしいです。
本題に入るのですが、SSR公孫瓚がダメージを稼げないのは、果たして今もそうなのでしょうか? 勿論、そんな事はありません。何故なら1年前と比べると名宝の性能が上がり、名宝の入手機会自体が増えたからです。参軍なども増えたのも大きいです。
SSR公孫瓚が…というか、戦法速度の上昇により戦法を10秒以下で発動する事が可能である事の最大の利点は、効果時間が10秒しかないバフを、効果時間が切れる前に上書きできる事にあります。要するにどれだけ少ないバフ量であったとしても、発動さえしたらそのバフは最大値まで上昇するって事です。何当たり前の事言ってるの、と思うでしょうが、その当たり前の事が分かってない人が実際問題かなりいます。
とにかくその大前提に則って考えると、基本的に名宝は外付けの戦法であり、エンジンである公孫瓚にとっての強化パーツってのが見えてきます。
この記事を最後まで読み終わったら、自動出撃でSSR公孫瓚以外を出したくなくなると思います。多分。
以下の名宝が標準仕様のSSR公孫瓚の改造パーツになります。勿論他にも改造パーツは色々とあるのですが、とりあえず今までイベントなどで入手機会があり、比較的持っていそうな物をピックアップしました。
2.1 孫権の服
主将戦法発動時、攻撃速度が上昇します。効果時間は10秒。要するに加速装置です。
2.2 呂玲綺のベルト
この技能を持つ武将が戦法を発動した時、自身を含む3部隊の会心威力を上昇させる。張飛、お前はもう死んでいる。
2.3 太史慈の弓
主将戦法発動時、自身を含む味方1~3部隊の改心発生率を上昇させます。安定感が違いますよ。
2.4 SSR公孫瓚の戦法
お馴染みの戦法にしてメインエンジン。戦法速度と機動力と攻撃を上昇させます。
ただしこの戦法、騎兵にしか効果が及びません。
2.5 あなたの公孫瓚には何が足りていないのか
例えばですが公孫瓚の部隊が「孫権の服を着て」「呂玲綺のベルトを巻き」「太史慈の弓を装備」していると、あなたの公孫瓚の戦法は…
「自身を含む味方3部隊に攻撃力+50%のバフと会心威力+10%のバフを付与。更に自身を含む味方1~3部隊の+5%の会心発生率上昇バフを付与。更に自身1部隊の攻撃速度を+10%し、50%の確立で攻撃速度を更に+40%する」
て感じになる訳です。盛り過ぎですね。
そして戦法速度で自力での戦法ループが発生している場合、①攻撃バフ ②会心威力バフ ③会心発生バフ ④攻撃速度バフ
機動バフはまあどうでも良いから説明から除外したとして、自身を含む3部隊がこれらのバフをカンストさせます。そして何時かに言った気がするのですが、徐晃や孫策の倍撃戦法はバフの上限を突破して攻撃は行いません。
手持ちの名宝次第にはなりますが、この公孫瓚をパーフェクト公孫瓚にするために足りないのは何になるのでしょうか。とりあえず繰り返しておきますが、手持ちの名宝によれば①~④のバフは公孫瓚だけでカンストします。張飛さん、馬超さん、あなたたちにこそ伝わって欲しいです。
2.6 幻術要塞と対物破壊力への生かし方
これって神速闘技にも生きてくる考え方なのですが、要するにバカみたいなダメージを出したかったり、短時間でダメージを稼ぎたかったら攻撃と対物と会心威力と会心発生と攻撃速度を上げろって事です。20秒戦法で10秒間上げるのではなく、25秒戦法で15秒で上げたり、30秒戦法で15秒上げたりしながらバフの効果を切らさないように殴れるか、ってのがミソです。
てわけでとりあえず言える事は、今回の幻術要塞であれば大正解は夏侯惇だったと思います。
最後まで読読んでくれてありがとう!