もしかしたら今更感があるかもしれないですし、そもそも需要あるかも分からないんですけど、これといった話題もないので今回はこんな話題。
状態異常や状態変化についての考察。基本的には筆者はこう思ってる、て話です。また今回の記事の画像は全て、戦法のソートから見る事が出来るので、気になれば簡単に確認できます。
よくある勘違いや、こう使えば強いってのも簡単に紹介しておきます。
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簡易版記事
状態変化にはバフとデバフがある。
有利変化と不利変化は効果量が変動しない。能力変化は効果量が変動する。
即時効果は、既に発生している状態を変化させる効果。
無意味なバフ行動やデバフ行動をやって、その結果を強い弱いと雰囲気で発言してる人は意外と居る。
大体こんな感じの記事です。
有利変化について
勘違いされる事が多い火属性バフと、なんか馬超をディスられてる材料に使われてる感のある猛奮を例に出して説明します。
有利変化ってのは、一言で言えば効果量が重ならないバフです。
重ならないバフってのが何ってのは、これは2回、3回と複数回発生させても効果量が重複せず、効果時間の上書きのみが発生するバフの事です。
火属性強化のバフで具体例を挙げて例えてみます。
LR陸遜が戦法で、125%の火属性強化バフを、10秒間付与できるとします。
UR月英が戦法で、75%の火属性強化バフを、15秒間付与できるとします。
そして陸遜と月英の戦法が発動した時、125%の火属性強化バフが、15秒間付与できる状態になります。
それだけの話なので難しくはないのですが、要はこのような場合は200%の火属性強化バフにはならない、て事です。最大の効果量のみが有効化され、バフ時間は長い部分が適用される。そういうバフです。
もし効果量を上げたい場合は、発生する火属性強化バフの効果量を+〇%する、みたいな技能が必要になってきます。例えば火属性強化バフの効果量を高めるという意味では、UR祝融の焔母2は意味がなく、UR満寵の炎略3は意味があります。
強力なバフなのですが注意点も多いです。
よく見かける勘違いは、火属性バフは重なるって思ってる人が意外と多い事。上の陸遜と月英とかの例がそのまんま当て嵌まります。200%にはなりませんよ、って事です。
また火属性強化バフと火属性化は別の話になるので、火属性強化は発生しているが火属性化バフは発生していない、というのも火属性化をキーにした技能などの恩恵から外れている可能性がある勘違いポイントです。
UR黄蓋の焚炎なんかも勘違いしている人が結構居ます。戦法が火属性でなければ撃心は発生せず、素で火属性戦法でない場合、火属性化バフを発生させなければ火属性の撃心は発生しない、てのは注意しましょう。
LR諸葛亮は火属性戦法だけど、UR諸葛亮は火属性戦法ではないです。
LR諸葛亮で撃心が発生しないって意味じゃなくて、焚炎は火属性戦法で撃心を発生させる技能ですよ、て事の確認です。人に寄れば発生しない撃心を、発生するって思って編成を組んでいる可能性があるってのも火属性バフは重ならない、と同じく意外とやりがちな注意ポイントですね。
撃心趙雲っていう、筆者からすれば結構謎の編成が陸遜実装した頃に流行ってたんですけど、撃心ってのはそもそも、撃心発生率50%のバフを孫策や徐晃ならバフ効果量を倍にして撃心発生率100%に持っていけるからこその成立していた編成です。(それ以外だと廉頗や黄忠など、強いが評価されずに消えていった武将しか存在しない)
ロマンがあるってのは認めますが、安定感はウンコなのであんまりお勧めしません。
馬超と孫堅の猛奮についての説明。
まあ一言で終わるんですけど、猛奮は重ならないバフです。
なので孫堅に蜀性を獲得させて馬超と連鎖させたとしても、猛奮の効果量は50%で変わらずです。
なのでこのバフを持つ2人目である馬超の運用方法としては、主将の馬超の副将に孫堅を起用するのではなく、例えば趙雲の副将に馬超と孫堅を起用して趙雲の戦法時での猛奮の発生率を相対的に上げておく、てのがとりあえずでは無難な使い方になると思います。
不利変化について
これは有利変化の逆です。
効果量が重ならないデバフです。
こっちは使ってる人が少ないってのもあり、勘違いしてる人も少ない印象です。あえて注意点を上げるなら、疑心や強化無効なんかがこのデバフに含まれているので注意しようってぐらいです。
疑心10%を3回ぶつけたから、疑心30%入ってるやろ! にはならない、て事です。
疑心の効果量を大きくしたければ、例えばUR甄氏の魅惑3などで、付与する疑心の効果量自体を上げなければ意味ありませんよ、って事ですね。
他にも強化無効を、LR范増とUR小喬の連鎖で全部で5枚分張れるぜ! てのもないです。范増も小喬も強化無効の数は2回なので、連鎖しても強化無効を張れるのは2枚です。もしくは小喬笛(名宝)なんかをどちらかが持っていれば強化無効を3枚張れますけど、とりあえずならそれで最大って事です。
即時効果について
これはバフやデバフと違い、部隊の状態そのものを変化させる事を言います。
これは勘違いとか間違った認識してる人が多いと思うのですが、だからって大きな問題にはならないのでこういう物ですよ、て説明だけしておきます。
ちょっと説明が難しいですが、なるべく分かるように表現してみます。
バフやデバフと言うのは、あくまでもバフやデバフを新しく発生させる行動になります。
ですが即時効果と言うのは、即時効果が発生した時点で状態が変わっているて事です。
Aである状態をBに変化させている、て感じです。
自分で書いてても思うのですが、かなり伝わりにくいですよね。
部隊1に、Aと言うバフ(デバフ)が発生した。これがバフやデバフです。
部隊1の状態が、AからBに変化した。これが即時効果です。
新しく発生しているのではなく、既に発生しているものが別の物に変化している。
例えば夏侯淵などの戦法ゲージ奪取も、戦法ゲージを奪った、のではなく、相手の戦法ゲージを-〇%して、-〇%と同値だけ自分の戦法ゲージを増やす、ていう風に部隊の状態を変化させている訳です。
何となく伝わりますかね?
これを一言で言えば、Aである状態をBである状態に変化させるのが即時発動効果って事です。
まあ、別にややこしくはないのですが、防ぎ方がバフやデバフとは別ってのが大事ですね。例えば弱化無効で戦法ゲージ奪取を防げないのも、戦法ゲージ奪取が弱化(デバフ)ではないから防げないって感じです。
能力変化について
これが、筆者の言う重なるバフ or デバフってやつです。
例えば攻撃バフとか戦法威力バフとか、そういうやつですね。
注意点は簡単で、ルールで定められた効果量の上限以上にはならないって事です。
例えば攻撃バフは500%が上限です。戦法威力バフは100%が上限です。なので攻撃バフ500%の状態で徐晃や孫策の倍撃を発動しても、攻撃バフは1000%にはなりません。500%のままです。
だから攻撃バフや戦法威力バフなんかがその気が強いのですけど、副将や周りからガンガン盛っても、昨今の環境では割とすぐに上限までバフが乗り切ってしまうので無意味なバフを重ね続けているってのが普通にあります。
例えばですが、以下の編成。
あえて微妙な感じに組んでます。
張飛からの趙雲ってありがちな編成ですけど、これ、攻撃バフが結構勿体ないんです。
張飛の攻撃バフ100%の横バフと、趙雲の龍胆3以上の150%バフは確定してるので、確定分だけで攻撃バフが250%まで乗ってるんですよ。
ここに張飛部隊の孟獲が連鎖して150%、馬雲騄が100%。これで上限500%までの足りない分の250%まですぐに届きます。趙雲部隊の方も孫堅が連鎖して100%、龐徳が連鎖したら150%と、これまた250%まですぐに届きます。
これぐらいなら2部隊の2連鎖狙いぐらいで別に大丈夫なのですが、ここに夏侯惇部隊も攻撃バフ盛ってたらどうなるんでしょうって話です。
別に3部隊の平均取った2連鎖で攻撃バフを上限まで盛り切るってコンセプトなら問題ないのですが、上振れを狙うなら戦法威力バフだったり対物バフだったり火属性強化バフだったりと、異種バフを混ぜた方が打点は高く出せたりするわけです。
そもそも筆者ぐらいのレベルだと攻撃バフを500%まで盛っても火力足りないから色々と異種バフを盛って打点を高くしてやる必要がある訳で、ある意味こういう攻撃バフ500%あれば全部吹っ飛ばせる、みたいな編成は結構廃ステ向けってのがあったりします。
まあ、これは能力変化の注意点と言うよりは編成の注意点ですが。
そして、これも注意点です。
筆者はたまに通常攻撃威力変化のバフは重なると言ってるのですが、通常攻撃威力変化は有利変化ではなく能力変化になってます。なので効果量が重なります。
これは注意点と言うか、見落としや勘違いしてしまいがちな部分なので注意しましょう。
最後まで読んでくれてありがとう!